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瑣末な日々のアラカルト 2

このnoteは、わたしが日々のちいさなできごとを備忘録的に書き留める、ひとりごとみたいな日記です。飾らず無理せず、素直に生きるための練習でもあります。結構投稿遅れちゃったけど、今日でふつかめ!(超えらい)

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230627_ひとを、自分を、信じてえな

昨日は電車で日記を書きながら、終電でおうちに帰った。
0時を過ぎてしまったので最寄り駅到着後の記録は今日に繰り越し。

わたしの実家は都心からすこし離れてるから、終電近くに帰ると人がまばらにしか見当たらない。曲がり角までの一本の道に自分ともうひとりぐらい(伝われ)ぐらいののんびりな間隔で、こんなに「まばら」という言葉がフィットする場面もそうそうないな、と思いつつ、実はいつも変質者にたいそうビクビクしながら歩いている。

自分が物理的に力の弱い女だからというのもあるけど、物心ついたときから外界をめちゃくちゃ警戒して生きている自覚がある。たとえば、電車を待っているときは足を前後に開いて後ろ足に体重をかけて、万が一線路側に押されても、必殺・反動サイドステップで元の位置に戻ってこれるようにしている(我ながらちょっとキモい)。

だから、電車のホーム(落ちちゃう)とか、マンション(落ちちゃう)とか、東京の外界を構成している骨組みみたいなものは、わたしより人のことを信頼できていてとってもえらいと思う。


最近はAwichというラッパーにどハマりしていて、今日も朝から元気を出すために最近のライブの動画でブチ上がったり、人生に欠かせない10のアイテムを見て心を落ち着けたりした(アイテムの動画は好きすぎてなんと10回くらい見た)。

Awich姐様の好きなところは、自分の過去、現在、未来と向き合って、誰よりも自分自身に深い信頼を置いているところ。

沖縄で生まれ育ったこと、アメリカ人の旦那さんが銃撃に遭って亡くなってしまったこと、深い絆で結ばれた娘さんのこと、ラッパーの仲間のこと、日本のHIPHOPのカルチャーのこと……自分にまつわる、知覚しうるすべてのことを手触りのある言葉にして、受容して、それを真摯にリリックに編み込んでいる感じがすごくいい(決してHIPHOP全般にあかるいわけではないので、HIPHOP警察の皆さま、どうかご容赦ください……!!!!)。

姐様の曲からは、どっしりとした木の根みたいな安心感と、人間らしくて奥深い美しさを感じる。人生に欠かせない10のアイテム(わたしが10回見てるやつね)を見ていても、心の底から愛と信頼を持てるもので心も身体も満たしている感じがあってほんとうによくて、それなのになぜわたしの部屋にはモノがありふれていて未読スルーのLINEまみれで毎日慌ただしく汗だくで電車に乗っているんだ????????
わたしも沖縄に行ってすべてをリセットしたいが、この感じで沖縄に行くとただの逃避行になってしまうのでつらい。

ちなみにあまりにもハマりすぎて、月イチくらいで会う仲のいい友達とカラオケに行ったときに、Queendom(過去を歌ったヘビーな曲)を突然披露してドン引かせてしまったこともある。この愛をなんとか誰かに共有したくて体当たり戦法に出てしまった。

これ書いてて気づいたけど、わたしは常に"深く信じられるもの"を探し求めている気がする!!! でも、うっすら救いを求めていたり、なにかに寄り掛かりたいのは、たぶんわたしだけじゃなさそう。
今日の瑣末な出来事でした。

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