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痩せて、どんな風になりたい?

ダイエットは、痩せることを目的にしない方がいい。

大切なのは、痩せることではなく、痩せたその後の人生をより良いものにしたり、自分にとっての幸せを手に入れるための手段に過ぎないからだ。

大抵の日本人は「なぜ痩せたいのですか?」と聞かれると、一般的な、世間ではこういう答えをするべきであろう、という返答をするものらしい。

だが、ここでは間違えないで欲しい。

私は上の質問を、あなたにしている。

一般的な答えではなく、世間で正解とされている答えでもなく、母でもなく父でもなく、兄弟でもなく友人でもなく、会社員でも社会人でもない、すべての肩書きや立場を取っ払った、あなた自身の中から生まれる答えが欲しいのだ。

なぜこんな質問をするのかというと、その答えがはっきりと明確であればあるほど、まぎれもないくあなた自身の中から生まれたものであるほど、ダイエットの成功率が高くなるからである。

ダイエットは9割が「知識」

人生の大半をダイエットに費やしている人や、何らかの事情で痩せる必要がある人、太っている人に共通しているのが、「痩せるための知識が乏しい」「ダイエットの知識が偏っている」ことだ。

流行りのダイエットは、大抵偏っていると思った方がいい。

バナナ・ダイエットや糖質制限なんかが最たる例だ。

こうした流行りのダイエットは、一時的に体重を落とすのには効果的だが、健康的で太らない体質を作ってくれる訳ではない。
下手をすると不健康で病的な体質を作ってくれる。

体重だけを指標にするのも危険だ。
内臓や骨、筋肉、血液、脳、体の6割以上を占める水も重さを持っている。みんなが目の敵にしている「脂肪」ですら、一定の量があることが健康の条件になるからだ。

健康的にダイエットしようと思うと、たとえ10キロ以上の減量が目標の人であっても、1か月に2キロ以上痩せるのは危険だ。
何より皮膚がたるんでしまって美容的にも残念な結果になる。
40代以上は見た目の老け度が加速する。

既に健康的な適正体重にある人はさほど痩せず、痩せすぎの人は内臓脂肪が減って筋肉に変わるため体重が増える、というのが、健康的なダイエットなのだ。

だから今、太っている人も、痩せている人も、安心して欲しい。

私がお伝えするダイエットをして、不健康になることはない。

食事99%、運動1%

どんなに運動をしても一向に痩せない、と嘆く人に言っておく。

余分な脂肪を落とすカギは、99%食事だ。

食事を変えない限り、余った脂肪は落とせないし、痩せ体質にもならない。

嘆かなくてもいい。
そのたっぷり溜め込んだ脂肪は筋肉に変えることができる。
ボディビルなどのボディ・メイク業界では、食べれることは「才能」なのだ。

食べているはずなのに痩せる・太れない、または痩せの大食いとよく言われる人にも言っておく。

食事を変えない限り、健康であるために必要な脂肪はつかないし、筋肉もつかないし、体力もつかない。

まずあなたがしなければいけないことは運動ではなく、食事を見直すことだ。
そして、しっかり食べて、ちょっと脂肪を蓄える必要があるのだ。

あんまり食べていないはずなのに太る、痩せない人は、間違いなく食べているものが間違っている。

おそらく気力も体力も少なく、二言目には「しんどい」「めんどくさい」と言っているはずだ。

大丈夫。

そんなあなたでも食事を変えるだけで、気力が湧いてくる。
気力が沸いてきたら、ダイエットはほぼ成功したようなものだ。

健康な人は気力・体力ともに充実しているものだからだ。

せめて2週間でいいから「しんどい」「めんどくさい」を封印して、私が薦める食事に変えてみて欲しい。


準備はいいだろうか?

ダイエットをして自分がどんな風になりたいか、自分の中の想像力を豊かに膨らませてイメージしよう。


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