2020年度を振り返って

先日、今年度が終わった。

最終日は通知表わたして、大掃除して、ビデオみて終わり。

最後、ビデオで泣いてる子もいたのだけれど、その子たちを見て、楽しく過ごせたならそれでいいなと思った。最後の日だけはできるようになったこととかさておき、楽しく過ごせたかで終われてよかった。

さて、人生初の一年生だったわけで、振り返りたいことは山ほどあるけど、書けないことだらけである。

まずコロナで入学式短縮、6月まで顔と名前すらわからないみたいな状況。しかも、分散登校からスタート。

でも、分散登校のおかげで、一人一人と本当に向き合うところからスタートできたのはよかった。スタートカリキュラムの策定を進めていたので、「1年生でも、任せる。」ことを信念に、接し始め、1年間接することができた。

また、遊べば学級経営が余裕だろうと思ってたので、あんまり遊びには入らず、ずっと教室で本をよんだり、職員室で主任と談笑したりしてた。3月の最後だけは一緒に遊んだけど、すると普段外に行かない子も出てきて、遊んでた。教員が外に出て一緒に遊ぶことの効果って大きいなぁと思う。つまり、中にいるのは失敗な面もあったということだろう。来年度に生かしたい。

教科の指導では、単元設計を綿密にし、授業に臨むことができた。OPPシートを活用したり、振り返りの視点を与えたりして、単元を通しての成長をより意識づけさせた。特に力を入れた教科とかはないが、満遍なく"全科で育てる"ことができたと思う。来年度も、ここをテーマにしたい。

個人的には、今年は筑波の授業を見に行く機会もなかったため、校内でひたすら授業を見に行きまくった。いろんな先生方のいろんな授業は、本にあるような刺激的なものではなくても、子供の生の姿があって、終わった後にたくさん話せるから学びが深まる。本の中の実践は、スポットライトが当たってない子について書かれてないから、やっぱり生の授業がいいなぁと思う。


さて、来年度はどんなクラスになるだろう。

みんなが楽しく過ごせればそれでいいなーと思うようになってきた。もちろん、学びの楽しさも感じて欲しい。

がんばろう、

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