心に折り合いをつけてうまいことやる習慣
「心に折り合いをつけて
うまいことやる習慣」/中村恒子
今回読んだのは93歳の精神科医に学ぶ
人生のヒントが散りばめられた本。
心に残ったフレーズを書き留める。
やらないよりやる方がマシかな?くらいのモチベが仕事を長く続けるコツ。
仕事が嫌いになる原因は人間関係が大半。
結局どこにいっても同じ。
100%満足できる環境はない。
自分がどうしたら快適に過ごせるかに
エネルギーを使う。
どこまでいっても人は1人。
いい意味で期待しない、人に多くを期待しない。
私たちは役割の前に人間。
これくらいやってもらって当たり前という感覚は人間関係がうまくいかなくなる。
何かをしてくれることは当たり前ではないと考えて生活すると、ちょっとしたことでも感謝できるようになる。
相手に対してできるだけ不満を持たないこと。
期待して望まなければ、また別のやり方や道筋が見えてくる。
小さな親切はケチケチせんとどんどんやる。
ちくっと嫌なことを言われた時は「あの人家で何か嫌な事あったんやろな」と都合よく受け止める
人が人を注意したり、怒ったりするのは
大抵は身勝手なもの。
愛がある故の注意は相手にとってすぐ分かる。
必要以上に自分を大きく見せる必要はない、
素直でいること。
他人には他人の人生があり、
自分には自分の人生がある。
望まれたらご一緒する、頼まれたら助ける。
人は悲しみや苦しみを分かち合う人をいつも探している。
一隅を照らす存在になればよし。
【感想】
最後の“一隅を照らす存在”がこの本を凝縮させた一言なのだと感じた。
人に認められたいと我欲ばかりを出すのではなく
日々の小さな積み重ねが先生のような人望を作り出すのだと思う。
無関心や不干渉ではなく、求められたら差し出すという感覚で人と接していきたい。
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