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先生、どうして人を〇してはいけないのですか?

 題名が誤解を招く可能性を含むためネタバレしますが、この記事に殺人を推奨する意図は決してありません。それは他者への行為のみならず自分自身へ対しても同様です。寧ろ「そんなことやめろよ」という説得です。もちろん僕は今まで人を〇したことも、これから〇す予定はありません。また読者の中に法を犯すような方がいるかもと疑っているわけでもありません。大げさに殺人なんて物騒な言葉を乱用しましたが、例えば今まで誰かに「〇ね!」と言ってしまったことのある方は多いはずです。たとえそれが冗談やホントはそんなこと思ってなかったとしても、家族や気になるあの子から言われたらホントに死にたくなるくらい悲しいです。「嘘は泥棒の始まり」という言葉があるように「悪口は殺人の始まり」になりかねないので、チクチク言葉を使うのはやめましょう。

 「人を〇してはいけない」という常識は割と賛成率が高いほうだと思います。常識と断定すると「少数意見を無視している」と噛みつかれそうですが、この議題の場合は心の中に隠しておくことをお勧めします。(まあ民主主義の日本において違法行為と定められている以上、国民の大多数は当たり前だと感じているはずですが)。では「なぜ人をし〇てはいけないのか」について考えたことはありますか?もちろん殺人を正当化したいわけではありません。もし子供に聞かれたら、多くの方は「そういうもんでしょ」とか「法律で決まっているから」と言うかもしれませんが、それは根本的な答えにはなっていません。以前この疑問に納得したくていろいろと調べたことがあります。大体の記事には(長文の末)、「自分がされたら嫌でしょ」的なことが書いてありましたが、残念ながら心には響きませんでした。(因みにこの常識に疑問を抱くのは、おそらく哲学好きか心が疲れているからだと思いますが、当時の僕は間違いなく後者でした)。詳しくは触れませんが僕自身自殺を考えたことがあったし、「死刑になってでもあいつを〇してやりたい」という考えを耳にしたこともあるので万人受けする意見ではないと思います。じゃあお前なら何て答えるんだということで少し語ります。以下持論。

 一言で答えるなら「みんながやったら人類が滅亡するから」です。

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