その146　ここに見学しに来た目的って何だろう。(北海道馬旅⑦静内～桜舞馬公園～レックススタッド)

2022年11月9日 22:21

こんにちは。
先日コロナ以来約三年ぶりに山梨へ宿泊がてら行ってきました。
やはり行ってない時期が長すぎて、知らない建物や道ができていて焦りました。
病み上がりのためか、ワインをあまり飲みたい気持ちがなかったので、次回は体調を整えて行きたいと思った今日この頃です。
ああ、しかし新酒が沁みました。

前回のまとめ。自転車で一人坂路調教。

バスで静内の宿泊先、静内エクリプスホテルに着きました。
こちらの地域では大きな規模のホテルのようでした。宴会場もあるということは古くからあるホテルのようです。
フロント横にはどーんとタイトルホルダーやメロディーレーンののぼりが張られていました。このホテルから彼らが生まれた生産牧場へは近いからでしょうか(ちなみにその牧場は見学不可です)。
投宿してから早速セコマへ買い出しするぞとGoogle先生を立ち上げると、ホテルからけっこう遠い事実にふるえました(笑)。セコマさん、住宅街の真ん中にかたまってあるのですが、市街地方面にはほとんどないようです。
しかも北海道の夜道は暗いし静かでした。念のために持ってきた懐中電灯つけながら、携帯はYouTubeを立ち上げてボリュームを上げて歩いていきました。
これでは羆さんと簡単に会えそうな感じだわなと、静かに人や車よりも怯えながらの道のりでした。

翌朝、こちらの名物の朝食を食べつつ今日の行程を復習しました。
本日回る牧場は三つ。うち一つは事前予約が必要で、ネットで済ませておきました。あとの二つは夏の間開いている臨時の馬の案内所で申し込みののち、集合時間に向かう予定になります。
前日に新冠町で牧場見学をしていたので、時間に余裕もあります。特に急がずホテルで自転車を借りて向かうことにしました。

ここで食料と水分を買わないといけないセコマ。
ちなみに北海道土産の充実度とチョイスが素敵でした。

静内の市街地を出るとすぐに牧場の風景になりました。今日もいい天気。
途中のセコマで補給をしていきます。ここで買わないと、この先ないので注意です。
あ。牧場に来た感がある看板を見つけて、テンションが上がります。
途中ここがタイトルホルダーたちが生まれた牧場かあと写真を撮りながらのらりくらりと進みつつ最初の目的地、二十間道路の入り口大門を通って進みます。
坂道はこの道路につながる桜前坂が唯一の坂でした。急坂を上りきると、まっすぐな桜並木の広い道路になりました。
案内所は坂を上ったすぐのところにありました。

最初案内所と思ったところはトイレでした(笑)。駐車場のところにこじんまりとしたログハウスが案内所です。こちらではレックススタッドとアロースタッド両牧場の見学受付をしています。
建物の横にはドリンクの自動販売機、トイレはきれいに清掃されており、しかもごみ箱が設置してあって助かりました。
申し込みの時にアンケートなのか、どの馬を見に来たのかという項目に悩みました。自分の前に並んでいる方は迷いなく書いてますが、うう、どうしよう。。。今坂を上ってきて酸欠状態の上、事前にどの馬がいるのか確認していたものの忘れていて焦りました。馬名一覧はありますが後ろに並びだしはじめてさらに焦る。
あ。思い出した。マツリダゴッホにしとこう。エイシンフラッシュを見に来たけれど、名前見て懐かしいなあと思ってたんです。そうしよう。
こうして見学の説明が入り(駐車場についてから見学場所、時間について)馬房の地図をいただいて申し込みは滞りなく終わりました。

見学は午前十一時から一時間です。時間が来るまで案内所に隣接している、桜舞馬公園の墓碑にお参りしました。
ウマ娘で知ったというよりゲームを通して、ああそういえばいたよねえと父と一緒に府中の競馬場やテレビで見た名前をみては懐かしく思いました。

時間になると自然に人が集まり、牧場に入っていきます。案内所でもらった地図を片手にぐるぐる厩舎を見学していきました。
しかし、第一希望のエイシンフラッシュは馬房の奥にいて見えず。ってマツリダゴッホ、お前もかーい(笑)。タニノフランケルのみが顔を出してアブと戦っていました。馬には触ってはいけないものの、顔に止まろうとするアブを目の前で追い払えないジレンマが見学者一堂に襲う場面がありました。
払ってやりたいけど、できないのようと隣の女性の方が代弁してくれました。