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「新しい性へk…いや新たな扉を開いた(かもしんない)話」

昨日、いつもの歯医者さんに行きましたらば、以前も紹介したことがあるので知っている人には「またか」というお話なのですが…。

この歯医者さん。私が今まで通った数限りない歯医者さんの中で「最高の歯医者さん」なんです。

院長は元々、ロマンスグレーのおじさまでして。

私はその仕事ぶりと、部下への指示口調から勝手に「この人おとめ座だな!」と思っているのですが(おとめ座のひとごめんなさい。批判ではありませんので。そのぉ…あのぉ…完璧主義と言いますか理想を追い求めると言いますか、手を抜かないと言いますか。他人にもそれを求めてしまうと言いますか…。母がそうなので。)

患者さんに対して、どんな年齢であっても敬語を使わないことがあっても、必ず

「前回からどうでしたか?」

「どこが一番気になりますか?」

「今日はここをこうやっていきます(画像を見せつつ)」

「次回はここをこうやっていきます」

+

「短期的に次はここをこうした方が早く希望する状況にできると思うので」と説明してくれます。

お仕事は極めて丁寧。

去年までは院長おひとりでやられていた(歯科医は)のですが、今年から先生と同じ苗字の若い男性と若い女性が「医師紹介」という形で、院内に貼られるようになりました。

とはいえ、私はずーっと院長が担当してくださっています。

で、どうもこの男性は「息子さん」のようで、医師免許を取ってどこかで働いてきたばかりなのか、そのくらい。

そして、女性の方は「もしかしたら息子さんの奥様?」と思っていたのですが、昨日お二人の一瞬の会話を聞きのがさなった私は、「娘さん」ということで決定づけました。

要は、技術と接客が完璧な院長という柱があって、そこに「最新の歯科医学」を学んだ20代の息子さん、娘さんという盤石な布陣なわけです。

恐らく、娘さんの方は「審美歯科」「予防歯科」の分野をメインに患者を振り分けているようで、私は院長しか当たったことが無かったのですが、昨日は院長が治療をしてくれた後に、「今後はまだ虫歯が浅い一連の部分を今後やっていくよ」と説明があり、娘さんに「汚れが残っているから予防を指導して」的なことを小声で指示したのです。

で、よく考えたらこの女医先生。

以前にちびっとだけ担当してくださったことがあり、それが「歯式(ししき?)」だと思いますが、音で聞いたので漢字は自信がありません。

院長から娘さんに「歯式取って」と治療後に指示があり、私のところに来てくださって「は~い。お口開いて下さいねぇ。」と癒しボイスで「C1」とか、要は虫歯とか健康とか、かぶせ治療済みとか、ブリッジとかを歯科助手の方に伝えていくやつをやってくれたんですが…。

この時点で先生が軸を立てて、銀歯じゃなくて、白い歯も保険適用になったため、白いかぶせの歯をやってくれていたところが2か所あったのですが、その歯になったときに、それまでテンポよく「右1○○、2番〇〇…」って言ってたのが、「そのあまりの綺麗なお仕事ぶり」に、健康な歯だと一瞬見間違ったくらい、院長の腕というか、もうここまで行くと「信念」ですよね。

で、今回「二度目まして」だったのです。女医先生と❤

昔から「一回やってみたかったやつ」をやってもらえたんですよ。

何かというと、「歯に液をつけて、うがいすると、歯に色がついて磨き残しているところがわかるやつ」です。


昨日受けて初めて知ったのですが、手鏡を持たされてですね。

「ピンクと紫になっていますよねぇ。ピンクは比較的最近、今日の朝とか昨日の夜くらいですね。で、紫は昨日、一昨日くらいからある汚れです。ここはうまく磨けてるけど、ここはうまく磨けてないですね。多分、ここをこうやって磨いて、あとここをこうやって、最後にここをこうやってる流れなのかな?」と、歯ブラシを突っ込まれながら言われるんですが、「先生私のこと覗いてました?」というくらい、素晴らしい推理!その通りです。


「で、ここをこのくらいの力でいいので、痛くないですよね?かるーく10回往復してみると、色が取れましたねぇ。で、ここは歯ブラシをこのままの状態だと届きづらいんですよねぇ。なので、ちょっと斜めにしてこういう風にすると、ほら、落ちましたねぇ。じゃあ、いったんお口ゆすいで、一緒に練習してみましょう」と言われました。

皆さん、大人になるまでというか、幼児の頃というのは、親に磨いてもらった人が多いかと思います。

何でだかは分かりませんが、我が家ではそれは「父の仕事」だったんですね。これが「まぁ嫌で嫌で」。

というのも、父はA型で、恐らく発達障害もあり、こだわりが凄いんですね。で、子供の柔らかい歯茎だろうと容赦なくてですね。「かたい」の歯ブラシを買って、もうトイレ掃除か!っていう勢いで磨かれてたんですよ。血が出ることもしばしば。

お風呂に一緒に入っていた時も、体を洗うのは父の仕事。姉と私は父の「かたい」のあかすりで全身くまなくこすられ、お風呂に浸かるとヒリヒリしていたものです。

なので、友達とかから聞いた、噂の「お母さんが膝枕で優しく歯磨きしてくれる」という経験をしたことがないのですね。なんかの子供のうたにも「仕上げはおか~あさん♪」みたいなのありますよね。

そんな家じゃなかったんでね。母が磨いていても、血まみれだったかもしれませんが…。

ということで、あれから数十年の時を経て、女性に歯を磨いてもらうという初体験をしてまいりました❤(感想間違ってるwww)

もちろん、ちゃんと練習をして、時々自分で握っている歯ブラシを上から握って(あ、先生、そんな❤)一緒に手を動かして磨かれたりしながら、正しい歯磨きの仕方を中年にして教わってまいりました(恥)

ということで「新しい扉開いたかもしんない」経験をしてまいりました。

バカですんません。

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