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2023/3/21 オタク、初めてのディズニーシー

2023年3月20日、オタク(何のオタクというわけでもないが、心の在り方がオタク)こと、僕は人生で初めてディズニーシーに訪れた。

長文でまとめる力が無いので、箇条書きになるがザッと感想を書いていこうと思う。因みに僕はディズニーの知識が全然無いので、来園経験のある友人に連れ回される形になっている。

  • 入場
    夜行バスで現地直行なので列は結構前の方に並んだ気がする。最近はアプリでチケットの分配も出来るらしい。凄い。友達を待ってる間は地面にいるアリとか見てた。ディズニーシーにもアリっているんだ…と思った。おにぎりの米を必死に運んでいた。入場すると、管楽器を演奏する人がいて心が昂った。デカい地球儀もあった。ユニバで見た事あるやつじゃん!って言った。

  • インディ・ジョーンズ
    最初に『ソアリン』のプレミアムチケット?を予約し、待ち時間のうちにサッと乗れそうなアトラクションを巡る。最初に乗ったのは『インディ・ジョーンズ』のアトラクションだ。早朝なので5分程度で入場出来た。不勉強ながら映画を観ていない(今回殆どの作品を観ずに来てしまっている。オタクの風上にも置けない)ので終始意味不明だったが、その意味不明さにウケたので良かった。真っ暗な中でいきなり「不届きものめ!」みたいな事言われて面白かったな。何これ〜ってずっと言ってた。最後に「よくやった!」みたいに誰かに褒められたのも面白かったな。別に何もやってないから。

  • ニモ&フレンズ・シーライダー
    『ニモ』は流石に観たことあるな〜と思って乗ってみた。コレはかなり子供向けというか、無難な作りだなと思った。魚達が自分を“魚の仲間“だと思って接してくれるので、罪悪感がエグかった。ごめんな…、僕は魚じゃないんだ……。入場口のお姉さんが“鉄の棒“を持っててちょっと怖かった。

  • 朝食
    適当に園内を散策。朝飯代わりに『うきわまん』なる謎の饅頭を食べた。ひらがな表記のため、遠目で見たら『うわきまん(浮気マン)』に見えた(最悪)。この時点で、「もしかしてディズニーってアトラクション乗らずに歩いてるだけでも楽しい…?」と気付き始める。その辺の建物から自販機のひとつに至るまで美術の造り込みが細かく、感動する。

壁の色可愛い
ここ凄い好き
  • 海底2万マイル
    ミステリアスアイランドのデザイン、めちゃくちゃ良い。ワクワクする。全体的に色合いが可愛い。『海底2万マイル』も20分〜30分程度で乗れた。これも原作は全然知らないけど、ネモ船長の事は辛うじて分かる。あの海底人みたいな奴らはなんなんだろう?アトランティス人?敵なのかと思ったけど、最後手を振ってくれて(るように見えて)ちょっと可愛かった。並んでる途中に賽銭する場所みたいなとこあったけど、あれはなんなんだろう?

  • ソアリン
    今回の大目玉。コレに乗りたくて来たと言っても過言ではない。結果から言うと大満足だった。上げたハードルを余裕で超えて飛んで行った。マシン自体の凄さも勿論だが、待機場所がもう凄い。この現実に存在した“空を飛ぶ夢を見た人々“の道のりを語り聞かせるように大量の絵画が展示されている。そして、その道の延長線に今このマシンがあるのだと教えてくれる。
    僕が何より感動したのは空を飛ぶ映像に映し出された“船“や“街“、“建物“だ。このマシン自体は言ってしまえば架空のものだが、今映し出されている世界は本物。そしてそのひとつひとつ全てが、人々が“夢“を見て長い道のりの末作り出した“夢の果て“なのだ…という事を感じ取り、少し涙した。このアトラクションは人類の夢を見る力を抱擁する、人類愛のマシンなのだ。終わった後拍手が起きてた。ところでこのマシン、映画館にも導入しません?

  • 飲酒
    『ソアリン』の余韻に浸りながら『ノーチラスギャレー』にて餃子まんとビールを買う。昼間から飲酒だ!最高!!こういうのって、“コンセプトに合わせた食べ物“が出てくるのかと思ったけど、全然関係ない“普通に美味いもの“が出るんだなと少し驚いた。餃子とビールは合う。それはそう。

  • ジャンボリミッキー
    船の方に行き、『ジャンボリミッキー!レッツダンス!』を観る。「紅白でやってたやつか〜」というイメージだったが、いざ観てみると楽しい。そして、存外ダンスが難しくてその場で完コピする事は全然出来なかった。悔しい〜〜〜〜!!!次はちゃんと踊りたい。ここでスカした態度で見てる奴なんて1番ダサいからね。ちゃんと踊る奴が1番格好いい。ところでミッキーマウスさん、めちゃくちゃイケメンじゃない?くるっと回ってコートみたいなのをはためかせているのを見た時、不覚にも少しときめいてしまった…。ミッキーマウスさん…いや、ミッキーマウス御大。

  • タートル・トーク
    これも結構楽しみだった。どんな質問しようかなとワクワクしながら並んだ。いざ現れたクラッシュさんは流石のまわし力。ベテラン司会者って感じの安定感だった。当てられた子達が片っ端から恋愛相談ばかりしていて会場内がなんとも言えない「あらあら…」という生温かい空気感になってたな。僕は当てられなかった。

  • 散策
    暫く時間が空いたので散策。アメリカン・ウォーターフロントや『ヴェネツィアン・ゴンドラ』周辺の空気感、超良い〜〜〜。異国情緒がある。雪の降ってる日のこのエリアも見てみたいな〜って思った。『マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー』にてパンとコーヒーを頂いた。結構安いし、美味しかった。

情報無し
壁からパンの絵出現
  • マジックランプシアター
    アラビアンコーストの雰囲気も超好きだな〜〜。カレーの香りもするし最高。『マジックランプシアター』も面白かった。とにかく、山寺宏一大暴れ。3Dの映像も相まって『マスク』の最高な部分をずっと観ているような快楽感があった。そういえばガイ・リッチーの『アラジン』観てないし観なきゃな〜となった。

  • シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ
    今回のディズニーシーで個人的にMVPを捧げたいアトラクションがコレだった。待ち時間もほぼ無いし、船みたいなのに乗るし、なんかコレも子供向けのやつかなって最初は思ったけど、終わる頃にはとんでもない感動が心に残っていたな。後半の鯨に乗るシーンの星の美しさに心打たれ、その後の大合唱でめちゃくちゃグッときた。全然原作知らないのにこの感動。もし知っている上だったらもっとヤバいんだろうなって悔しくなった。thank you アラン・メンケン。

  • センター・オブ・ジ・アース
    これもプレミアムチケットを取りすぐに入った。全然設定知らないけど、ネモ船長は海底だけじゃなくて地底にも行くのか……凄い探究心だ……と驚いた。友人が絶叫系苦手だけど、これはギリギリ…と言っていた。僕は正直自分が絶叫系得意か全然分からない(あまり遊園地に行っていないので)けど、このアトラクションに乗った時は「もっとくれ!」って思っちゃったな。意外と得意なのかもしれない。

  • 夕暮れ
    ショーまで少し時間があるので、日の暮れゆくディズニーシーを写真など撮りながら散策。船にも乗った。先日『タイタニック』を観たばかりなので少し怖かった。夕暮れのディズニーシー、胸が締めつけられる。もうこの夢の時間も終わりなんだなという気持ちにもなるし、何より美しい。

  • ビリーヴ!
    思う存分園内を歩き回り、少し疲れた頃に中央の湾内にてショーが始まった。『ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜』というやつらしい。“夢を叶える事“をテーマにした光と音楽、花火の祭典だ。色んなキャラクター達が自分の歌を歌い、レーザーがミラコスタを染め上げる。この素晴らしさは生で観てもらわないとなんとも伝え難いが、気付いたら僕は涙を流していた。内容がどうというより、そのエンターテイメントの王者っぷりに感服したのだ。持てる技術を出し惜しみする事なく、全て見せてくれる。僕の心に残ったのは強いリスペクトの気持ちだった。僕の目の前で、小さな女の子がショーを観ながら立ち尽くしていた。彼女が何を思っているのかは推し量れないが、何かすごい現場を見ているような気持ちになり、僕も込み上げるものがあった。

大体こんな感じ…かな。書けてない事も沢山あるが…。それにしても、本当に自分の不勉強さを呪った。全部を知った上で絶対にまた来ると誓った。というか1日じゃ全然周り切れん!という気持ちだ。はぁ…、まさに“夢の国“だったな。1日過ぎた今も醒めない夢の中にいる。とりあえずDisney+で観れるやつをどんどん観ていこうと思います。

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