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2023/5/16 エンドロール

おはようございます。

今日は直島を歩く。直島の“家プロジェクト“を巡る。いちいち詳細は書かないけどアート×家みたいなやつだ。

お!ってなるのもあればほーんってなるやつもあるな。

個人的には『南寺』というところが好きだ。真っ暗な空間に放り込まれ、椅子に座り暫く暗闇を見つめる。そうしているとそのうち目が慣れてきて、奥にぼんやりと光が見えてくる。観客達がその光に向かって歩き出す。文字に書くとやっぱ「何?」ってなるけど、これは中々面白い体験だ。そもそも“暗さ“ってかなりエンタメ性が高い。映画館もプラネタリウムも水族館も、その暗さに惹かれている部分はある気がする。

お昼ご飯に直島バーガーを食べる。僕ってここに来る度に直島バーガー食べてる気がするな。とても美味しいのでオススメです。最近“フィッシュバーガー“が密かに自分の中でキテる気がする。いろんな店のフィッシュバーガー食べたい。

昼から美術館巡り。

まず『地中美術館』に向かった。これでもかというほど地中という立地と安藤忠雄のデザインを活かしきった美しい美術館だった。でも、内容についてはあんま書くことはないな。こんなもん実際に見てもらわないと何も話しようのない作品ばかりだし。

次の目的地まで散歩。美術館だけじゃなくて、海沿いブラブラしてるだけでも色々見所があるのが直島の面白いところだなー。その辺の芝生に寝転がったり、海を見たり。そういう事をしながら沢山散歩した。

『Benesse House Museum』に到着。この美術館の杉本博司の展示が格別に良いんだよなー。ロケーションも内容も素晴らしすぎる。大学生の頃杉本博司の写真集を初めて読んだ時衝撃だった。今の僕の写真活動の原点のひとつとも言えると思う。

その後も沢山海見た。日が暮れてくると奥の方に見える島や内陸の景色と空が溶け合ってきて、それを見ている僕の脳もどんどん溶ける。このままこの場所と一体になりたくなる。この瞬間の気持ち良さを求めて海を見ている気がする。

「今この場所でエンドロールを迎えたい」という気持ちに何回もなる日だった。波の音と誰かの笑い声だけが残り…そのまま終わりたい…。

夜はまた昨晩と同じ店でお酒を飲んだ。酔っ払うと普段怖くて言えなかったような事もスルスル言っちゃうね。基本的に僕は“本当の話“をしたいと思ってるから、その欲望が強く出ちゃう気がする。沢山笑ったし楽しかった。明日帰るのかー…やだな〜〜……。

全然関係ない話だけど、何も書く事がない日とか用にお題箱を作りました。何か書いて欲しいことは勿論、質問や相談等なんでも放り込んでください。まとめて返します。また、悪意のある投稿や答えたくない物は普通にスルーすると思うので悪しからず…。(そういうものでも面白い内容だったら答えるかも)

おやすみなさい。

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