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採用プロモーション依存症候群

母集団の形成が目的になっている会社ほど、多くの学生さんに集まってもらえるような企画を考えます。

結果的に多くの学生さんが集まってきても(代行企業さんにお金をたくさん払って)、それが実質母集団になることがないのに。(実質母集団とはその会社が求めるターゲットに属した学生さんという意味です)

にも関わらず、無駄な労力をかけて実質母集団にならない可能性が高い対象者をひたすらフォローし続けて「仕事やった感」や「一生懸命感」で充実する。

時間の無駄なんですけどね、本当は。

でも、ある程度母集団が集まってお祭りができているので「これだけの人数が集まったんだから」と、振り返りや報告で上司を説得することもできます。

こんなことをやっていると、採用プロモーションが得意な代行会社様にお金吸い取られて終わります。サクラ(自らの会社で抱えている学生を説明会に混ぜる)を仕掛けているところもいっぱいありますからね。

効果ある手間をかけなければ、無駄な労力になります。

あ、もちろん日経の人気企業ランキングに掲載していただくために何億円とお金をつぎ込んで、その順位を死守しなければならないのであれば、それはそれで大切なことなんでしょうからどんどん使って母集団形成をしてください。





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