【Unity】Rigidbody2Dの各項目【2D】

内容

Rigidbody2Dの各項目の各説明

Physics Material 2Dの項目

Body Type

BodyTypeはRigidbody2Dの状態を変えることができます。
選択できる状態は、
Dynamic (動的),
Kinematic (キネマティック),
Static (静的)
の三つあります。
下記、参考記事。

Material

MaterialはPhysics Material 2Dを作成し、指定することでオブジェクトに摩擦を加えたり、跳ねるようにすることができます。
下記、参考記事。

Simulated

Simulatedオンにすると物理現象が適応され、オフにすると物理現象が適応されなくなります。
Rigidbody2Dを追加した段階ではオンになっているので物理現象が適応されます。
オフにすると物理現象が適応されなくなりますが、処理が軽くなります。

Use Auto Mass

Use Auto Massはオンにするとコライダー の大きさから質量を予測してくれます。
オンにした場合、質量(Mass)は予測してくれるので変更できなくなります。

Mass

Mass質量を表しています。
値を変えることで、軽くしたり重くしたりすることができます。
下記、参考記事。

Linear Drag

LinearDragは空気抵抗を表しています。
LinearDragの値を大きくしていくとオブジェクトは動きにくくなっていきます。
LinearDragの値が0では、空気抵抗がないので勢いよく落下していきますが、
LinearDragの値を10に変更すると、空気抵抗があるので緩やかに落ちていきます。

Angular Drag

angular dragオブジェクトが回転する時の空気抵抗を表しています。

angular dragの値を大きくしていくとオブジェクトが回転しづらくなります。

Gravity Scale

Gravity Scaleはゲームオブジェクトにかかる重力の度合いを表しています。
値を大きくしていくと重力が強くかかるようになります。
値をマイナスにするとオブジェクトは浮かんでいきます。

Collision Detection

Collision Detectionものすごい速さでオブジェクトが当たった時にすり抜けるか設定することができます。
Discreteモードではすり抜けContinuousモードではすり抜けなくなります。

Sleeping Mode

Sleeping Modeはオブジェクトがスリープするときのモードを設定します。
スリープとは何かと言いますと、
Rigidbody2Dが追加されたオブジェクトは
最初の段階では物理演算の処理がオフになっており、
その状態のことをスリープ
と呼びます。
スリープしているときは物理演算の処理がオフになっているので、起こす必要がありますよね。
いつスリープから起こすのかを設定できるのがSleeping Modeです。
モードはNever Sleep、Start Awake、Start Asleepの三つがあります。

Never Sleep


Never Sleepはそもそもスリープさせないというモードです。
大きな負荷がかかるのでunity公式から使うことを極力避けるように言われている不憫なモードです。

Start Awake


Start Awakeはゲーム起動時にスリープから起こすモードです。
Rigidbody2Dを追加した段階ではモードはStart Awakeですので、一番馴染みのあるモードではないでしょうか。

Start Asleep

Start Asleepはゲーム起動時はスリープモードですが、衝突されることによりスリープが解除されるモードです。

Interpolate

Interpolateは画面がガタガタするときにどのようにガタつきを軽減させるかを設定します。
そもそもガタつく原因は、Rigidbody2Dによって付与された物理演算と画面描画タイミングがずれていることです。
ガタつきを軽減させるために、画面描画のタイミングで物理演算が行われていないならどのような物理演算が行われるのか予測して補います。
どのような方法で予測して補うのか設定するのがInterpolateです。

None

Noneモードでは予測して補いません
ですので、もしガタつきがあるのならそのままガタつきます。
Rigidbody2Dを追加したばかりではモードはNoneになっています。

Interpolate

Interpolateは前フレームでのオブジェクト位置にもとづいて物理演算の動作を予測し補います。

Extrapolate

Extrapolateは次フレームのオブジェクト位置にもとづいて物理演算の動作を予測し補います。

Constraints

ConstraintsはRigidbody2Dを追加したオブジェクトの移動や回転に制限をかけることができます。
下記、参考記事。

参考サイト


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?