進展

私のアパートはそのとき6帖のワンルームだった。

ベットとテレビとテーブルでもう部屋はいっぱいで

当たり前にベットに座って話した。


夕方は一緒に私が作った料理を食べ、またテレビをみて過ごした。

そろそろ帰ろうかな~という太輔。

それでも本当に帰る気は無さそうだった。


帰るの~?泊ればいいじゃん。

 でも俺たち付き合ってないしな~泊るのはちょっとあれじゃん?

何がダメなの??太輔、私になんかするの??

 俺も男だからわかんないよ??


私が待っていた展開だった。


なんかしてくれてもいいんだけど。。

と私が太輔の裾を掴んで見上げながら言うと


一瞬の沈黙の後

太輔が私の方にそっと手を添えて軽くキスをした


まさか、太輔の方から急にキスされるとは思っていなかったから

私は真っ赤になっていたと思う


また、テレビを見ながら何事もなかったように

2人でゆっくりと遅くまでテレビを見ていた


私がお風呂に入り、太輔もそのあと入った

部屋着は、元カレであるゆうすけのがあったので貸した


我ながらデリカシーの欠片もない。。


狭いシングルベットに二人で入った

2人とも携帯をいじったりしてしばしの無言な時間


携帯を置いて太輔の方を向いて布団に入る私


太輔も携帯をおいて私の方をむいて布団に入った


無言で太輔に抱き着く私

太もものところに何か固いものがあたっていた


 ねぇ、太輔、、なんかあたってる

  そりゃ~当たるでしょ、こんなことしたら

 ふふっそうなんだ笑

  朔のは何も当たんないね~

 ひどい!!こうすればあたるよ!!

 

そういって私はギュっと強く太輔に抱き着いた

 



 

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