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「離婚」の文字が頭に浮かぶとき

結婚している夫婦で離婚を考えたことがないという人の方が少ないだろう。

ほとんどの夫婦が離婚の二文字を頭に思い浮かべたことがあるはずだ。もしかしたらもっと具体的に考えて、離婚は現実的ではないと思いとどまったこともあるかもしれない。

夫婦はどんなときに離婚を考えるのだろう。

他に好きな人ができたとき?相手の浮気を知ったとき?お金のことでもめたとき?相手の家族が好きになれないとき?子育てを手伝ってくれなかったとき?思いやりが感じられないとき?

自分が思っていた結婚生活とは違っていたとき?

いろいろ細かい理由はあると思う。でも、要約すると「こんなはずじゃなかった」ということではないだろうか。

離婚は悪いことではない。離婚に対してネガティブな反応を示す人も多いが、その現実は三分の一が離婚を選ぶ。

今離婚なんて考えられないと思っていても来年には離婚している。そんなことが普通に起こっているし、自分にも起こるのだ。

だから我慢する必要はない。嫌だと思ったらすぐに離婚したっていい。

でも、大方の人はすぐに離婚を選びたくないものなのだ。できるだけ、回避したい。

じゃあどうすれば離婚しなくて済むのだろう。

先ほどの一言にそのヒントはある。

こんなはずじゃ、なかった。

こんなはずじゃなかったのなら、その自分の中にある「こんなはず」を変えてみればいい。

自分が他の人を好きになってしまった→他の人を好きになるはずじゃなかったということなので、好きになるのを止める環境を作る。具体的には会わない、連絡をとらない。異性と出会える場に行くのを控える。

相手が浮気をした→相手が浮気をするはずじゃなかったということなので、相手は浮気をするものと考え直す。あとは自分がそんな相手を許容できるかどうか。

お金のことでもめた→相手がケチなはずじゃなかったという人は、相手はケチなんだと知る。相手の収入が低いはずじゃなかったという人は、相手の収入は低いという事実を受け入れる。

相手の家族を好きになれなかった→相手の家族を好きになるはずという思い込みを捨て、相手の家族は好きにならないものだと知る。

子育てを手伝ってくれなかった→相手は子育てを手伝ってくれるはずという思い込みを捨てる。手伝って貰うという概念を捨て、相手も子育てをする義務があるにも関わらず相手は子育てをしない人だったことに気付く。

思いやりを感じられなかった→相手は自分が望むような形で思いやってくれないものだと理解する。


これらのことを受け入れ自分で消化するか相手に改善を望むかはあなた次第。

こんなの嫌だと思ったとき、努力したけど「こんなはずじゃなかった」が続くときは思い切って離婚すればいい。後悔はしないはずだ。


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