今年も終わるので2019年映画ベスト10を紹介する
今年ももう暮れだ。
というわけで2019年に観た映画のベスト10を勝手に紹介します。
アクアマン
海から来た快男児が世界を股にかけて大暴れ！アクション！爆発！豪華なCG！クリスチャン・ラッセンのような色合いの画面にジェームズ・ワン特有のグイグイ動くカメラワーク！そしてブラックマンタ！多様な要素を足し算に足し算を加えて盛りまくっているのにきっちり一本のヒーロー映画として成り立っているのは匠の技としか言いようがない。快作！
スパイダーマン：スパイダーバース
もう説明不要の大傑作。この映画の素晴らしさは他のオタクが語っているので割愛。
スパイダーマン ファー・フロム・ホーム
今年はスパイダーマンイヤー。親愛なる隣人スパイダーマンが一人の若者としての幸せとヒーローとしての使命の板挟みに！頑張れピーター！なストーリーに加えてジェイク・ギレンホールの胡散臭い演技が最高だった。あとニック・フューリーは絶対に許さない。
イップマン外伝 マスターZ
実在の拳法家の伝記映画シリーズのライバルキャラ（架空の人物）のスピンオフ作品というもうなんでもありなコンセプトながら凄まじいカンフーアクションと泣けるドラマでぶちのめしてくる熱い一本だった。
「詠春拳……張天志」の名乗りが最高。
バーニング劇場版
金も友もいない、若さしか取り柄のない主人公の姿を勝手に自分と重ねながら観ていた。折角できた女も金持ち野郎に盗られた主人公の無念は俺の心を引き裂いたよ。俺もこの主人公みたいにグレートハンガーになりたい。
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
一人の狂人の異常な愛がマスターピースを生み出した。
この映画を一言で表すなら 純 愛
天気の子
劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer
もう前半はね。いつものライダー夏映画だと思ってた。レジェンドキャストの手引でタイムスリップ。戦国時代で織田信長と出会い一騒動。こんなプロットの夏映画今まで何本も観た記憶がある。しかし本番は後半からが本番だった。しかしここで説明するのは無粋なのでお前も見ろとしか言えない。
この映画を一言で表すなら 平 成
令ジェネも早く見て平成を終わらせなきゃな。
羊とオオカミの恋と殺人
High&LOW THE WORST
邦画アクションの最高峰！このシリーズの特色である全員主役の惹句の通りのキャラが異様に立ったキャラにセンスの光る台詞、過剰なまでにクオリティの高いアクションに流麗なカメラワーク！
しかも今回は脚本が……脚本がしっかりしてる！ストーリーがきっちり整っているのである！奇跡！とまあそんな感慨はさておき「曲がったきゅうり」「絶望団地」「クスリで痛覚を麻痺させたゾンビ半グレ集団」などなどHigh&LOW特有の狂った要素はしっかりあるので安心（？）して見てほしい。
総括
今回のランキングは全体的にアクション映画、特にヒーロ－映画が目立つ。マーベル、DC、ライダー以外でもイップマン外伝とHigh&LOWも実質的にヒーロー映画なので（暴論）ランキングの6割がヒーロー映画という結果になった。
近年、スーパーヒーローモノはMCUやDCを筆頭に映画の一大ジャンルとして興隆している感じはあるし今年は『ミスター・ガラス』『ブライトバーン 恐怖の拡散者』といった異色作も見られた。来年もまた一杯ヒーロー映画が公開される。そんな今の映画界を取り巻く状況が俺のランキングとして結実したのではないか。
一方で『バーニング劇場版』『天気の子』『羊とオオカミの恋と殺人』のような非ヒーロー映画（我ながら変な言い方だ）もランクインしている。このようにヒーロー映画のみが自分の心に響いたわけではないということがわかる。こうして平成が終わり令和の始まった年の暮れに、ヒーロー映画は最高だけど非ヒーロー映画も最高だぜという思いを強くしたのであった。
選外だけど素晴らしかった映画たち
クリード 炎の宿敵
暁に祈れ
ミスター・ガラス
刀剣乱舞
アリータ：バトルエンジェル
ザ・フォーリナー／復讐者
スノー・ロワイヤル
工作 黒金星と呼ばれた男
きみと、波にのれたら
この素晴らしい世界に祝福を！ 紅伝説
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
ブライトバーン 恐怖の拡散者
地獄少女
ドクター・スリープ
殿堂入り
アベンジャーズ／エンドゲーム
2019年映画ベスト10
アクアマン
スパイダーバース
スパイダーマン ファー・フロム・ホーム
イップマン外伝 マスターZ
バーニング劇場版
ゴジラ キングオブモンスターズ
天気の子
劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer
羊とオオカミの恋と殺人
High&LOW THE WORST
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