見出し画像

2022.12.25. 樋口真嗣特撮野帳を買った

 これは日本の映画監督・特技監督としてバリバリ活動している樋口真嗣がこれまで描き溜めたスケッチをまとめた本だ。

 まだ全然読んでないパラ読みの段階だけどこの本はとにかくすごい本です。

 このインタビュー記事にある通り、日常で思いついたアイデアを測量野帳に走り書きして可視化しているという。
 映画の絵コンテとかをね。
 では実際どんなことを描き込んでいるのか?
 それがわかるのがこの特撮野帳である。

 スケッチやプランニングノートとはいうもののパッと思いついたことを走り書きしたメモ書きである。
 絵のクオリティは完成品の一枚絵よりはずっと劣る。
 
 それでも感じることは絵がうめぇぇぇぇぇぇ~~~~~~~~!!!!!!!!!ということである。

 なんというか、絵が巧い人って走り書きのラフスケッチの段階からその巧さがわかるよね……。
 線運びの確信を持ったような大胆さが凄まじい。

 スケッチなのに画面の構図の力強さも既に出ている。
 この本片手に本編を見返すのもいいかもしれない。


測量野帳との比較
本の厚さ
だいたいこんな感じのことが書いてある


 

構想段階の巨大長澤まさみ ぬぼ〜とした顔が印象的

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?