【第2回】みんなきっと知りたい、自宅ハウススタジオの収支はいかに(副業/複業)
おはようございます、自宅ハウススタジオオーナーのUKです。
今日は記録的な大寒波が日本を襲っていますね。みなさん、お気を付けて!
(これが2本目のnote、さて続くのか…俺)
1本目の「自宅ハウススタジオを一年やってみたら日本人の平均収入を軽く超えた話」の反応がまだ分からぬ中、きっとお金のことは皆知りたいはずだ!
ってことでフライング気味に2本目に突入です 笑
■そもそも、どうやって集客しているのか
僕の場合、自宅ハウススタジオの集客方法は専用ポータルサイトです。この専用ポータルサイトは、制作会社やロケーションコーディネーターが使うBtoBのサイトになります。
shootest
SUMUTORE
撮影ナビ
主なポータルサイトはこの辺りになります。
サイト毎の特徴は別の機会にまとめますが、僕が使っているのはshootestとSUMUTOREになります。
これらのサイト経由で問合せが入り、ロケハン(*ロケーションハンティングの略。いわゆるスタッフ下見)→ 制作会社の検討 → 案件成約 → 撮影 → 請求(=売上)の流れになります。
■問合せ→成約はどれぐらいなのか
これは比較対象がないので何とも言えませんが、僕の場合は月に10件程度の問合せがあります。多い時は20件を超えます(20件くるとちょっと大変…汗)
撮影案件はボラティリティーが非常に高い業界です。
上記の問合せ数がきて、案件として成約するのはそのうちの20%程度です。
これでもポータルサイト担当者からは高い方だと言われています。
と言うことは、僕の場合、月に2〜3件の成約がある訳ですね。
こうやって見ると少ないな 笑
ですが、少ないことは逆に良いことです。案件が少なく高単価、ビジネスとしてとても優秀と言えます。
■驚きの売上と平均単価
第1回noteでは、月の平均売上は約40万円とお伝えしました。
つまり、1案件あたりの平均単価は・・・なんと13〜20万円となります。
これは本当に凄いことですよね!僕も知人に紹介されて始める時は半信半疑でスタートしました。まさか自分の家が時給2万円で働いてくれるなんて。
■ニッパチやボラティリティー
商売の世界では「ニッパチ(2・8月)」と呼ばれる不調な月があると言われます。ボラティリティー、いわゆる需要変動も気になりますよね。
さて、自宅ハウススタジオはというと・・・
めっちゃボラあります!!! 笑 笑
しかも、ニッパチみたいに需要傾向が読めないです 笑
案件が1件で売上10万円ちょいの月もあれば、5件で80万円の月もあります。
原因は正直分かりませんが、制作会社内の検討で選ばれるかや、クライアントコンペで制作会社が勝てるかどうかで結構変わるのだとおもいます。
この辺りはコントロールできない領域なので、僕はドンっと構えてます。
選ばれない=スタジオの魅力がない訳ではありませんし、コンペに勝てなかったのも仕方ないですよね。複業なのでシビアにならなくて良いわけです。
ただ、一年以上やってみて気付いたのは、平均すると月2〜3件 売上40万円に収まること。あと、シーズナリティとして確実にあるのは、2〜3月は忙しくて、8・12月は暇だということです。理由はまた別機会にnoteします。
■初期投資と原価はどれぐらい?
商売をやる以上、投資コストも売上と同じぐらい気になりますよね。
初期投資は自宅ハウススタジオの場合は、「自宅」です。(当たり前だ 笑)
ですので、自宅ハウススタジオやるために家を建てるぞ!って方 以外は
初期投資はゼロと考えていいと思います。
また、売上に対する原価はざっくり下記になります。
ポータルサイト掲載費
撮影時の光熱費・消耗品費
案件対応の人件費
撮影備品の購入費
#1〜#2は売上に対して5%前後になります。
ただし、使うポータルサイトの掲載費や広告費は変動要因です。
#3は複業で一人で充分回せる業務量なので、僕は一人でやってます。
スタッフを雇わなければ原価ゼロで考えてよいと思います。
#4、ここはスタジオの運営方針・魅力作りに関わるところなので、一概に言えませんが、僕はかなり力を入れてます。
より魅力的で選ばれるスタジオにするためにインテリアや撮影で使われる備品の購入を積極的にやってます。
まとめると、最小限の投資で運営した場合は原価は10%程度です。
ちょっと長くなってしまいましたが、自宅ハウススタジオの収支はご理解頂けたでしょうか?
自宅ハウススタジオは高単価で利益率の高いスモールビジネスです。運営する仲間が増えて業界が盛り上がり、新たなビジネスを創出できたらいいな!と思いnoteしています。
第3回を書く気力のためにも、♡をお願いします!(切実!)
ではまた次回!
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