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033.スプーン1杯の認知症

これに書いたけど、三姉妹の中っ子の私。母から、両親から愛されてないと言われ、はや数ヶ月。その間に、やらねばならぬことをしていた。

前回の話で、妹にキツク怒った。すると、妹は、私の長女の中の悪さを指摘して、私の行きつけのbarに私が問題児で(児?)であると話し、ここで問題を起こしていないか?と言いに行ったらしい。お陰で私は、飲みに行く回数が減った※コロナで余計に行けないけど・・・。

先月から、コロナで妹の飲食店は休業中、その間に母に何度も会いに行っているらしい。なので、私が誘っても、理由をつけて出てこない。これは、認知症になる前からの行動なので、仕方ない。自分が一番可愛がった娘が暇になったので、相手にしてくれる。親からすると幸せなのだろう。私の肩の荷も少し下りた。少々寂しくもあるが、本来の母の願いなのだから、私はまた元に戻っただけ。

貧乏くじというものなのだろうな。

妹が何度も 行っているにも関わらず、母からは「どうしてるかね?」と言っている。幸せも忘れるのは辛いな。声掛けを習慣にしておけば、会わなくても幸せなんじゃないかな?と思う。と思うだけ。

人は印象が一番深い記憶だけが残るなら、何か衝撃的なことがあればいいのかな。私は、毎日のように刺激が多いので、どうする?

過去、取引先の人が、3年で顔を忘れてしまう。理由は、わからないらしいけど、その人が、私に言った。

嫌なことを忘れるのは、いいけれど、世話になった人とかの顔を忘れるのはとてもつらい。

良いことも、悪いことも、忘れないことが、幸せなのかもしれない。でも、いつか絶えていく記憶の仕組みがあるのなら、自然の摂理で、忘れることが、生きるに楽なのかもしれないな。よくわからないけど。

今日は、雨が降って何故か軒のないアパートのベランダ。雨が降りこむので、窓が開けられないのが、私の今日の不幸だわ。ま、大したことないか。