国内旅行業務取扱管理者:平成27年 試験問題解説
さくらやです。
今回は平成27年の国内旅行業務取扱管理者試験問題を解説します。
過去問は全国旅行業協会にて5年分掲載しています。
http://www.anta.or.jp/exam/shiken/kakomon.html
この記事を読む前に『分かりやすい旅行業務取扱管理者』を読むことをオススメします。業法・約款・運賃・料金をマガジンで解説しているのでよろしければどうぞ。
https://note.com/sakuraya_travel/magazines
①旅行業法及びこれに基づく命令
(1)次の記述から、法第1条「目的」に定められているもののみをすべて選んでいるものはどれか。
a.旅行業務に関する取引の公正の維持
b.旅行の安全の確保
c.旅行者の利益の確保
d.旅行業の健全な発展
ア.a,b イ.a,c ウ.b,d エ.c,d
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答えは「ア」です。
旅行業法の目的は下記の通りです。
1.取引の公正の維持(旅行業者は登録制)
2.旅行の安全の確保(旅行業者の適正な運営の確保)
3.旅行者の利便の増進(研修などの旅行業者団体の活動の促進)
そのため、cとdは含まれません。
(2)報酬を得て、次の行為を事業として行う場合、旅行業の登録を受けなければならないものはどれか。
ア.旅行業を営む者のため、宿泊サービスを提供する者と契約を締結する行為
イ.タクシー会社が、自ら所有するタクシーを用いて市内観光を目的とする日帰り旅行を旅行者に販売する行為
ウ.宿泊業者が、旅行者の依頼により他人の経営する貸切バスを手配する行為
エ.査証の取得代行を業としている者が、旅行業者等の依頼を受けて旅行者の査証取得のための手続を代行する行為
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