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東京地検特捜部は非常に危険な組織だ。彼らは思い込みだけで人を犯罪者にする。

「東京地検特捜部は日本で最も優秀な捜査機関だ」という都市伝説がある。

間違いだ。彼らは法律家であって捜査官ではない。犯罪捜査に関しては素人なのだ。

警察官は警察学校で訓練と試験を受ける。

しかし検察官は違う。彼らは司法試験に受かっただけだ。そして大学法学部では犯罪捜査を教えない。繰り返すが、素人だ。

しかも、検察捜査官の能力をチェックする人が誰もいない。検察官を監視する機関は存在しないのだ。また、検察官個人はあまりにも独立性が強い。法的に身分を保証されているので、上司が無能な部下を解雇することも不可能だ。

本来ならば裁判官がその役目を負う。しかし日本の刑事裁判の有罪率は99.9%だ。検察官が起訴したら、ほとんど必ず有罪になる。裁判など茶番劇だ。

また、それでもまともな国ならば、マスメディアが検察権力を監視する。しかし、検察トップの賭け麻雀事件でわかったように、検察とマスメディアは完全に癒着している。

検察官に悪意があるかどうかは、私は知らない。しかし彼らは犯罪捜査の素人であり、思い込みだけで誰でも犯罪者にできる。

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ゴーン氏の「犯罪」の背景にはこういうことがある。ゴーン氏はこれを知っているだろう。調べれば簡単にわかることだからだ。だから彼は海外に逃亡した。実に合理的な判断だ。

実際、「ゴーン事件」の証拠は存在しないとしか思えない。少なくとも「証拠がある」と考える根拠は一つも無い。

おそらくゴーン氏は冤罪被害者だ。これだけ騒ぎになっているのに、検察は証拠を全く開示していない。

端的に言うと、日本の検察官は非常に無能か、あるいは悪意のある人々であり、なおかつ絶大な権力を持っている。

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