2億稼ぎ1.5億使った。まあそんなもんでしょ^^;
金の収支を月単位で考える人は多いと思います。大半の人が月給制ですからね。
でも視点を変えて「生涯でどうなの?」と考えると違うものが見えてくるかもしれません。別に結論はありません。余興と思ってもいいです^^
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事例は私(57歳独身。20年間正社員の後に起業)です。もの凄くざっくりした数字を出します。それで十分です。
私は今までに2億円を稼ぎ、1.5億円を使い、5千万円の税金を払いました。
日本の50代としては、まあそんなものでしょう。貧乏でも金持ちでもないです。
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話はこれだけです。でもこういう数字ってあまり見る事がないんじゃないでしょうか?
結局のところ、金に関しては月給がどうこうよりも生涯賃金のほうが重要です。稼げる当てがあるならば足りないときは借りたっていい。若いうちは借りた方が得というのが私の意見です。
そして真面目に(頭を使って)働く日本人ならば、半数は私よりも稼ぐと思います。(注1)
注1:「頭を使って」の意味は「頭脳労働」という意味ではないです。
どんな仕事であれ、「言われた作業」を漠然とやっているだけでは、金は稼げないという意味です。自分にふさわしい仕事を見つけ、稼げる方法を工夫すれば稼げるという意味です。
また2千万程度の「余剰資金」を作るのは大して難しくないです。支出を1割削ればいい。あるいは毎日1時間だけ多く働くか、給与が1割増えるような努力をすれば貯まります。
でも人間は「あるだけ使ってしまう」習性があるみたいです。多くの人は生活水準が高過ぎるから金が貯まらないのです。私が思うに、典型的には家がでかすぎます^^;(注2)
注2:その一方で、やたらと節約して使う予定がないのに金を貯め込むもいます。かなり多くの人が、5千万程度の資産を残して死にます。
何事も「適正」が大事ですね。計画性も然り。
2千万円の余裕資金があるとライフスタイルの選択肢がかなり広がります。株を買ってもいいし、1年ぐらい仕事を中断して留学したり資格をとるのもいいと思います。あるいは遊んでも^^
早期引退してのんびり漫画を読んで暮らすのもありでしょうね。
つまり目先の10万、100万でそんなに悩む必要はないのです。どうせ数億円の出入りがあります。
浪費は避けるべきと思いますが、自分への投資は積極的にやった方がいいと思いますね^^
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おまけ
あと税金の事は勉強した方が良いでしょうねえ。今でこそわかりますが、上手くやれば、たぶん2千万円ぐらいは払わずに済んだと思います^^;
またこれは特筆しておきますが、私は厚生年金と国民年金に1100万円を払っています。そして1円も貰わずに死ぬでしょう。65歳まで生きるとは思えない。
これはもったいなかったですね^^;
自分が年金をもらえるかどうかは、よく考えるのが良いと思います。日本人独身男性の平均寿命は66歳です。
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