有能な人は肩書きと知名度を求めない。
ここのところ肩書ばかりが立派で、ものすごく頭の悪い人が目に付く。何故なのだろうと不思議に思っていたのですが、少し分かった気がします。
本当に賢くて有能な人は、くだらない肩書きや知名度を嫌うのです。
実際に、肩書きは大した実益はない。だから今の若い世代は出世を嫌うらしい。納得です。給料は大して増えないのに、仕事量と責任ばかりが増大します。
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また、どれほど有能で出世しても勤め人は、所詮は他人の命令で動くしかない。これが実につまらない事はサラリーマン経験のある人ならご存知のはずだ。
そんな事より起業して、小さくても自分の判断で仕事をした方が、充実感を得られるでしょう。有能な人ならそれができるし、勤め人よりも稼げるチャンスは大きい。
大企業で出世するメリットは、部下と扱う金が増えて、いわゆる「でかい仕事」ができる事だ。それが大好きな人は昭和には大勢いた。
しかし、そういう指向がない人には実益はないのです。
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また知名度に至ってはもっと明白で、有名になりたい人はそれでいいでしょうが、それ以外の人にとっては害の方が大きい。行動の自由(プライバシー)を失うし、ちょっと独特の主張をするだけで批判にさらされる。
昭和世代では、地位、肩書き、知名度は人生の成功の尺度でした。しかしそれは自明ではない。
今やその時代は終わりました。
だから今日現在高い地位にある人は、単にその肩書が欲しいだけの人です。
いい例が岸田首相です。
有能な人が出世を嫌うようになったので、今は肩書を得るのは簡単です。
思い返して頂きたいのですが、岸田首相の自民党総裁選のライバルはあの河野・ブロック・太郎でした。目くそ鼻くそ対決です😂
これは日本だけではない。2020年のアメリカ合衆国大統領選は、あの二人でした😅
あるいはXiもそうかも知れません。あの人物には実績がまるで無いのです。鄧小平が作り上げた中国経済を食いつぶしただけだ。
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