「ママは何でも知っている」って思っていませんでしたか?
でも違いましたよね^^;
「専門家」も同じです。彼らは、ほとんど何も知らない。というか、自然、人体、社会、経済、そして病気に関して、人類は何も知らないに等しい。
「専門家」は「素人」よりは少しだけ多く知っています。でも、それだけです。
だから、感染症の予防はできないし、経済政策は失敗するし、戦争はなくならない。
そして、それは当たり前のことなのです。
人は無知です。それを認めましょう^^;
「専門家なら知っている」、「専門家に任せれば大丈夫」というのは幻想です。ぶっちゃけ、多くの場合に、あなたにわからないことは、彼らにもわかりません^^;
ただ、「専門家」は何でもわかっているような態度を取りますけどね。それは、彼らは往々にして「自信たっぷり」に見せるのが仕事だからです(注1)。
注1:例えば、医者は患者に不安感を与えてはいけない(とされている)。病は気からと言いますからね。
裁判官は「自信はないけど有罪だと思う」と言うわけに行かないし、経営者は「自信はないけどオレに着いて来い」とは言えない^^;
また、「自信過剰」は優秀な「専門家」になるために、必要な条件なのです。
特に研究者は「オレなら解明できる」「オレの説は正しい」と断言するような性格じゃなければ、やっていけません。またそういう人以外は研究者を目指しません。そうは言っても「事実」は受け入れるのが、真の研究者(特に科学者)ですけどね(笑)
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他人の意見を聞くのは大いに結構だと思います。「餅は餅屋」というのは、ある意味では実に的を射た言葉です。
でも、大事なことは自分で判断したほうがいいです^^
餅屋は餅の全てを知っているわけでもない。また、あなたの餅の好みを知りません。
そして、これは非常に重要なポイントですが、あなたにふさわしい餅を提供するために必死になったりはしません^^;
多くの場合にあなたが得られるのは、あなたの事情を全く知らない人の無責任な意見に過ぎません。それは本当に注意したほうが良いです。
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でも、一方で信頼できる意見・助言も(わずかですが)存在するはずです。それをくれる人は実に貴重です。もし、見つけられたら是非大事にしてください^^
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