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「正々堂々と戦え」:なんて卑怯なやり口だ^^;

それは「正々堂々」と戦うと勝てる人の論理です。例えば米軍とか(笑)

そして、重要ポイントですが、何が正々堂々なのかは勝った人が決めます。

太平洋戦争後の東京裁判を見ればわかりますね。原爆と東京大空襲は卑怯ではないのです。

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米国人は「フェアプレイ」が好きです。ベトナム戦争では、ベトコンのゲリラ戦を「卑怯な戦術」とみなしていました。

国際法上も、基本的にゲリラ戦は禁止されています。理由は、米軍はゲリラ戦には弱いからです。正規戦(注1)ならば米軍は圧倒的物量で圧勝です。

注1:戦車、戦闘機、大砲を使った正面攻撃のこと。

また、米国は大量破壊兵器も禁止せよと働きかけている。理由は、細菌戦、化学戦、核戦争では米軍が負ける可能性があるからです。それ以外では米軍が負ける要素は無い。

核拡散防止条約など、卑怯もいいところで「オレは持つけどお前は持つな」という内容です。要するに、自分が勝てる条件を維持したいだけ。

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似たような話で「ルールに則って戦え」は、そのルールで有利になる人が言うセリフです。

例えば、対人地雷禁止とか、兵士は軍服を着て識別証をつけろとか。宣戦布告しろとか。

そして、これまたルールは強い側が決めるのです。

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「銃の所有反対!」

これは、銃がなければ女子供に圧勝する男の論理です。

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「飛び道具とは卑怯なり!」

これは刀の勝負ならば圧倒的に強い侍の価値観です。

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「暴力反対!」

これは金で勝てる人のセリフ。

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逆に「カネで解決とは卑怯だ!」

これは腕力自慢の男のセリフ。

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「法に従え!」

これは権力者のセリフ。

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「多数決に従え!」

これは権力を持たない人のセリフ。

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「蹴るなよ!」

これはボクサーのセリフ(笑)

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「殴るなよ!」

これは柔道家のセリフ(笑笑)

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要するに、みんな自分が勝てる土俵で勝負しろと訴えているだけです。

正義など無いのですよ^^;

あ、何が正義かを決めるのは、もちろん勝った人です。

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と、ちょっと冷笑的にまとめてみました(笑)

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