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知的怠惰とは?:別に恥じゃない。疲れるもの^^;

ヒトの大脳は体重の1%しかないのにエネルギーの20%も消費する。異常にエネルギー消費の多い器官です。

思考は重労働なのです。実際、ヒトは火を使うことを覚え、農業を発明したので生き残りましたが、それがなければ脳が大きすぎて栄養不足で絶滅していたでしょう。

歩いて移動する人は多いが、走って移動する人は滅多にいない。走った方が明らかに「生産的な行為」を多くできるのにやりません。でも、それを怠惰とは言いませんよね^^;

走るのは必要なときだけでよいのです。

それと同じで、考えないことは別に恥じることではない。それは労力の節約です。そうしないとヒトは疲弊して死んでしまう。(注1)

注1:ブラック的な企業にありがちな光景として、「考えが足りない。もっと知恵を振り絞れ!」というのがあります。
 適切な回答は「嫌だ」で良いのです(笑)
 肉体労働者に「筋力を振り絞れ!」と言っているようなものです。振り絞ったら死んでしまう。そんな給料はもらっていないでしょ?
 そもそも「精神的労働力は際限なく得られる」と勘違いしている、その上司が知恵を絞るべきです(笑)

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しかしながら、次のことは重要です。

肝心な所で考えないと、とても不幸になります。

襲われたら走って逃げるし、サッカーでもボールが来れば走る。

全力で考えるべき時には全力で考えた方が、とても幸せになります^^;

また、ちょっと考えれば楽できるときには、ちょっと考えた方が良いです。

金勘定と同じで、リターンに見合う「支払い」をするのが正解です^^

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じゃあ、いつ、どのぐらい考えるべきなのか?

それはケースバイケースだし、人によって全く異なるので簡単な答はない。自分で見つけて下さい^^

これこそが全力で考えるべき問題です!

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