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中国による在米ウイグル人攻撃。ハッキングとなりすまし。これは怖い。

「このグループは、Facebookの偽のアカウントを使用して、ジャーナリスト、学生、人権擁護者、またはウイグル人コミュニティのメンバーを装った架空のペルソナを作成し、標的にした人々との信頼関係を築き、悪意のあるリンクをクリックするように仕向けました」

中国人による「なりすまし」アカウントを、Facebookが発見、公表した。

彼らは、「敵の組織」に味方のフリをして浸透し、内側から破壊する。

オーストラリア行政府とマスメディアはこれでやられた。

「敵を武力(銃とミサイル)で攻撃して従わせる」なんてことは、もう昔のことです。「白馬に乗った騎士が戦った」時代が遠い過去であるように、軍隊の交戦もすでに過去の物になりつつある。

現代の国家間の争いは、もっとえげつないのです。経済戦争なんて可愛いものだ。今は敵国の要人あるいは「彼らが大事にする人」を罠にはめ、人質に取り、従わせる。

東西冷戦時は、この一線を越えないよう、米ソ間に暗黙の了解があったらしい。しかし、中国共産党は中華文化であり、欧米文化とは価値観が違う。そんなルールは存在しない。勝つためなら何でもやると思った方がいい。

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そして中国共産党にとって、最も重要なターゲットは日本だ。言うまでもない。

日本の行政府やマスコミは、やられていないと思いますか?

ちなみに代々木のNHK本社ビルの中には新華社通信(注1)の支局が存在します。もちろん、中国共産党員が常駐している。

注1:中国共産党が運用しているテレビ局。つまり中国版NHK。

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