年金:遅く貰うほど高いのは貰う前に死ぬ人がいるから
極端なことを言うと、200歳から受給にすれば現在の1億倍支給でも年金制度は成立します(笑)
75歳から支給にすれば、74歳以下で死ぬ人は1円ももらえません。彼らの払った掛け金は、長生きした人が山分けです。だから遅く貰う人は支給額が高いのです。
そして、日本人のざっくり3割ぐらいは74歳以下で死ぬと思います。
だから何歳から貰うかは、自分が何歳で死ぬかを予想して決めるのが良いです。
特に、独身男性は平均寿命が66歳しかないので、そもそも年金を払うかどうかは、よく検討したほうが良いでしょうね。
「年金」は正確には「年金保険」であり、予想外に長生きした場合に生活費がなくなることを避けるための保険です。
端的に言うと、平均寿命よりも早く死ぬと予想しているならば、利用しない方が得です。掛け金を自分で積み立て貯金にでもすれば良いのです。
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おまけ
年金を根本的に誤解している人がいますが、あれは基本的に自分の金です。政府が「自腹を切って」くれるわけでもないし、税金から出ているわけでもない。
自分の金を積み立てて蓄え、政府に管理を任せているだけです。
ただ、それをやると半分ぐらいの人は金を残して死ぬので、それを長生きした人で分配しています。そういうシステムなのです。
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