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平和で、女性が暴力被害者になる国、日本。

日本では、女性が犯罪被害者になる事例がかなり多い。そして、多くの場合に泣き寝入りだ。特に性犯罪とDV

女性の権利が低いからです。司法、警察、マスコミ、行政、立法はほとんど全てが男性社会だ。

一方、米国は犯罪大国のように言われていますが、女性も男性も「平等」に被害者になるようです。その理由はです。米国には、ざっくり言うと一家に一丁の銃がある。ものすごい銃社会だ。

これを日本のマスメディアは「凶悪な犯罪社会」と煽る。でも、米国人は銃を所持する権利を放棄しない。なぜなら彼等にとっては、銃とは「弱い立場の人々が自衛する手段」なのです。元々、アメリカ合衆国憲法が国民の銃を持つ権利を保障しているのは、国家(国軍)による国民弾圧を防止するのが意図です。国民に自衛権を与えている。

現在でもその意味は残っている。しかし、現代社会では「女性が自衛する手段」の意味合いも強い。

日本でDVが多いのは、つまりは女性は男性に暴力で勝てないからだ。女性の権利が低いのも、ぶっちゃけ、それに起因する。女性は男性が怖いから従うしかない。

しかし、銃があれば話は違う。女性と男性は攻撃力に差が無くなる。米国では男が下手に女性を攻撃すると、銃で反撃される。米国では、ストーカーもDVも痴漢も、日本ほど多くはない。おそらくはこれが理由です。

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おまけ

実は、日本は平和だと考えている「お花畑」は、ほとんどが男性のようです。

日本社会では、女性の周りには危険が満ちている。自衛手段がないからです。残念ながら、警察も頼りにはならない。

日本女性の日常は、決して平和ではないのです。ただ、日本のマスメディアは、そういうことは報道しない。報道は男性社会ですからね。だから、日本の女性は「欧米社会の女性は、自分たちよりも安心して暮らしている」事を知らない。

例えば「夜中に、女性が1人で外を歩けるなんて、日本はなんて平和なのだ」という論調はよく見ます。

でも、日本女性の「敵」は、多くの場合に家の外ではなくて中にいる。つまりDVです。日本では、暴力犯罪の加害者の多くが「同居人」です。

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男性諸氏には、こういうことを想像して欲しいです。

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家の外にも中にも、職場にも、こういう人ばかりいたら、心穏やかに日々を送れますか? (注1)
しかも彼らが、あなたの肉体に性的興味を抱いていているのが明らかだったり、怒りっぽかったり、すぐに怒鳴りだすとしたら、どうですか?

それが女性たちの日常です。

ほとんどの男性は、女性は気が小さいと思っているでしょう。でも、実は逆です。この環境で日常を過ごせるなんて、ものすごい度胸と胆力です。日本の男性だったら、これほどのストレスに晒されたら、大半が引きこもりになるでしょうね^^;

女性たちは「現代のやわな男たち」よりも、遥かにタフなのです^^

注1:ボブ・サップ氏は、気が優しいので有名だそうです。念の為。でも、もしもケンカになったら絶対に勝ち目はない。
 典型的な日本人男性とボブ・サップ氏の体格差は、典型的な日本人男性と女性の体格差に、ほぼ等しいです。
 つまり、女性の目からは、男性はこのように見えるのです。



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