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映画界は修羅の国か:繊細な俳優・映画製作者には耐えられないでしょう。

 あの世界では性犯罪と暴力は罪にならないらしい。日本映画界にいるのは修羅の世界で生き残れる人達だけだ。

 まあ、芸術家とは往々にして平均的な人間とは違うのかもしれない。と言うか、今まではそういう形で黙認されてましたよね。
 芸人でも立場の弱い人を罵倒し殴るのは普通だったようです。落語でもテレビ界でも。

 それはそれで一つの文化かもしれない。私はそれに嫌悪感を覚えますが、参加している当人たちが納得済みならばいいのかもしれない。

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 でも、こうも考えました。

 「まともな感受性を持つ人には耐えられないだろうな」

 映画を作りたいと考えていて、かつ繊細な精神を持つ人は多いはずだ。むしろ、殴打・強姦当たり前の人が映画製作を希望すると考える方が不自然。

 でも、繊細な映画好きは日本の映画界には入っていけないでしょうね。
 それが理由で、一体どれだけの数の「潜在的巨匠」「潜在的大女優・男優」が日の目を見ずに映画界を諦めたのか…
 映画好きとしては、それが惜しいです。


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