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サービス業のアウトプットは際限なく高くできる。ニーズも際限なく高くなり得る。
サービス業とは要するに幸福感の提供だ。
そして幸福の需要には上限がない。供給も同じです。
だからサービス業は前途有望だ。
工業と違って有限のリソースに縛られない。本質的には、サービス業は土地も地下資源も必須ではない。
「より魅力的な笑顔」には、限界など無いのです。そして、脱工業化社会では客の職業もサービス業だ。その人も「魅力的な笑顔」で支払うかもしれない。
傍から見ていれば、お互いニコニコしている(だけの)恋人同士だ。
でも、それがサービス業という経済の本質なのですね^^
もはや貨幣すら使う必要がない。
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現在でも、うまく機能している家庭では、この状況になっている。
夫婦は互いにサービスを提供しているが、現金の移動は発生しない。しかし、これは「サービス」という「付加価値」が発生しているという意味で、「経済」なのです。
そして、とても豊かな「経済圏」です^^
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こう言っても良いです。
非常に高度に発達した経済は、貨幣というツールを必要としない。
この「ユートピア」については、すでに1982年にSF作家J.P.ホーガンが詳細に描いています。小説としても面白いですよ^^
断絶への航海 (ハヤカワ文庫SF) ジェイムズ・P. ホーガン https://www.amazon.co.jp/dp/4150115044/ref=cm_sw_r_tw_dp_EG0S2RNBEN5DNV93APEQ @amazonJPより
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ちなみに、この「経済」は、農業が発明される前の原始人間社会です。なぜ農業が関係するかと言うと、米を作るようになってから、私有財産の概念が生まれ、これが貨幣経済、ひいては貧富の格差を産んだからです。
また米に対する欲望は過剰な労働を惹起し、田畑が有限であることから「働けど働けど」と呟きながら、手を見たりカニと遊んだりすることになったのです^^;
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