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男性の負担を無視する似非ジェンダー平等の風潮

 先に記事にした奈良の県庁での意識調査の結果の報告ニュースについたヤフコメの傾向から、再びこの問題を取り上げたい。

 前回の記事でも示したが、このニュースの(奈良県在住者以外での)ポイントは以下の箇所である。

会議では、知事部局の職員を対象に3月に実施した意識調査の結果が示された。「職場でのお茶出しや雑用は女性がすべきだという風土がある」と答えた割合は、男性が9・3%に対し女性は29・4%に上る一方で、「公用車出張の際、運転は男性がするものだという雰囲気がある」は女性が8・8%に対し男性は28・2%となり、男女間で意識の差があることが分かった。

「お茶出しは女性がすべきだという風土がある」…男女間で意識差、奈良県職員調査結果公表
2024.5.28 産経新聞

 この引用箇所から分かる意識調査の結果で重要な内容は前回記事でも述べたが、以下の内容である。

解釈:職場には性別役割分業の風土がある
役務享受側 8.8-9.3%   振れ幅0.5%
役務提供側 28.2-29.4%  振れ幅1.2%

 この結果から明らかになることは、次の2点である。

  • ジェンダー役割の「押し付け・押し付けられ」にはジェンダー差が無い

  • ジェンダー役割からの役務について、享受側と提供側で性別に関係なく同程度の認識の齟齬が生じている

 この記事で報じられた内容は、へんな話だがジェンダー役割に関する男女の平等さが示された調査結果なのだ。したがって、この内容のニュースに対して「ジェンダー役割の女性負担だけを騒ぎたてる」ことは明らかに公平性に欠ける。この不公平さに関して譬え話で説明しよう。

 男性282名女性294名の死者を出した大事故があったとしよう。この事故に関して「女性死者側の悲惨さ」だけにスポットライトを当てて騒ぎたてたとき、それは明らかにジェンダー差別である。

 この譬え話から明らかなように、男女双方に同程度の被害者が居ることが報じられたにも関わらず、一方の性別の被害だけを問題視するのであれば、それは到底ジェンダー平等の立場に立っていない

 その感性と認識枠組みこそがセクシストの感性と認識枠組みである。

 今回取り上げたニュースに関しては、驚くほど男女平等な「ジェンダー役割に対する負担」が報じられた。このとき、女性のジェンダー役割に対する負担だけにスポットライトを当てることは、如何にジェンダー平等を叫んでいようが、その姿勢自体がジェンダー不平等を当たり前に考えるセクシストの姿勢を示しているのだ。

 因みに、yahoo!ニュースに転載されたニュースにつけられたコメントは、2024.5.29(12:00)時点で55件(ただし、返信コメントは含めない)である。その内訳としては以下である。

  • 意識調査の結果を主題にしているコメント(5件)

  • ジェンダー平等の傾向や理念が主題のコメント(4件)

  • 男性負担の存在を前提に女性負担を主題にしているコメント(1件)

  • 女性負担の存在を前提に男性負担を主題にしているコメント(6件)

  • 男性負担のみに言及するコメント(0件)

  • 女性負担のみに言及するコメント(17件)

  • 業務割り当てとして性別役割分業を認める言説が主題の準化石コメント(5件)

  • 純粋に旧時代の価値観からの言説である化石コメント(6件)

  • その他の記事に関連するコメント(2件)

  • 他のジェンダー問題が主題のコメント(9件)

 当然ながら、このニュースについたコメントの数だけで厳密に議論できることではない。しかし、男女双方が同程度のジェンダー役割からの負担があることを報じたニュースであるにも関わらず、付けられたコメントの種類のうち、最大のものが「女性負担のみに言及するコメント」であり、更には対応する「男性負担のみに言及するコメント」はゼロであることは、現代日本社会の風潮の偏りの表れの一つであると思われる。

 ジェンダー平等の価値観を持つ男性は「男女の負担が明らかであれば、男性負担のみを騒ぎたてることはアンフェアであるので、女性負担も視野にいれて男性負担を論じる」という公平な姿勢を持つ。一方でジェンダー平等の価値観を謳う女性であっても「たとえ男女の負担が明確であろうとも、女性負担のみを騒ぎ立ててもよい」と考えて行動し、また社会はそのような女性の行動をアンフェアであると非難しない風潮がある

 私はこの社会の風潮がセクシズムを内包するフェミニズムによって生み出されたものであるように感じられて仕方が無い。



このニュースにつけられたコメント一覧

■意識調査の結果を主題にしているコメント(5件)

aaa*****
男女ともに、それぞれに。
自分が押し付けられがちな仕事については認識しているが、他者に対して押し付けられがちな仕事については認識が薄くなりがちだ……と。
まあ確かに。人間ってそんなものだろうし、納得な調査結果ですね。

お互いにある程度の差はあっていいと思いますけどね。傾向として。
力仕事や手や肌が傷ついたり汚れたりしやすい仕事は男性に任される傾向があってもいいし、だったらお茶出しとか女性に任されがちな傾向があっても良いでしょう。
バランスの問題であって、なんでもかんでもぜんぶ平等化したら、たぶん男性よりむしろ女性の方々にとっても居心地の悪い職場になるんじゃないでしょうかね?

let********
職場でのお茶出しや雑用は女性がすべきだという風土がある
男性が9・3%
女性は29・4%

公用車出張の際、運転は男性がするものだという雰囲気がある
女性が8・8%
男性は28・2%

男女問わず、自分が受けるプレッシャーを強く感じるということが言えるのかもしれませんね、上記を見ると。男女問わず、自分に来ないものは意識しない、軽く感じるのかもしれません、上記によれば。

fuy********
やってもらう側は「すべき」感が低く、やってあげてる側は高い。
押し付けられてる感が強いということなのかな。
それとも男女の役割に対する社会の考え方が大きく変化したのは割と最近だから、育った過程での刷り込みはそう簡単には抜けないということなのかな。

fxj********
>「職場でのお茶出しや雑用は女性がすべきだという風土がある」と答えた割合は、男性が9・3%に対し女性は29・4%に上る一方で、「公用車出張の際、運転は男性がするものだという雰囲気がある」は女性が8・8%に対し男性は28・2%となり、男女間で意識の差があることが分かった。

タイトルだと女性だけが一方的になにかを押し付けられているかのように見えますね
男性にだって男性というだけで押し付けられてることはいっぱいあるのですが

te*****
「お茶出しは女性がすべき」も「運転は男性がすべき」も、異性側は大してそんなこと思ってなくて、自分で自分を縛ってるだけというケースが少なくないように思う。


■ジェンダー平等の傾向や理念が主題のコメント(4件)

ド田舎暮らし
実は最近、男性のお茶出しが増えているみたいですけどね。
今や女性が上司、男性が部下という関係は全く珍しくないですが、女性上司に来客があった時、直属の男性の部下にお茶出しさせるケースが増えているそうですよ。

bfr********
若手が交代で分担すればいいだけのこと。男女の隔てなく。運転も同じ。
で、若手の間で「自分は運転下手だからお茶出しメインで行きたい」とか調整すればいい。

nkg********
どちらでも、気付いた方が、率先してやればいい。性差はない。

tok********
お茶出しは女性限定だと思ったら大間違い。公用車運転も、男性限定だと思ったら大間違い。差別としか言いようがない。


■男性負担の存在を前提に女性負担を主題にしているコメント(1件)

for********
今の会社に入って5年の女性です、事務庶務な仕事をしています。
親に、来客や従業員(偉い人)へのお茶出しをしている事を話したら昭和生まれの親に昭和なの?って言われました。
最初はドラマみたい、こんな世界があるんだぁ、と思っていましたが、お茶出しをプラスαの業務の押し付けではなく、私の仕事の一つとしてちゃんと振り分け、評価してくれるなら、別に問題ないと感じるようになりました。

年配の方は確かに女性や若年者に〜した方がいい、と言う考え方の人もいますが、今時、中層の方達も女だからお茶出しと言う方はいません。
庶務で重たい備品を運ぶ力仕事を振り分けられても私には出来ませんし、それは運べる方の仕事になってます。できる事を業務分担としてもらいやっている印象です。なので、全てが男女差別ではないかと。。


■女性負担の存在を前提に男性負担を主題にしているコメント(6件)

jhq********
力仕事、地方転勤からの単身赴任、営業など、女性が避けていることは男性がやってますけどね。
うちの会社も人事総務といった本社機能は女性だらけ、営業配属の女性も視野を広げたいとか言ってすぐに内勤希望が通って異動していきます。

mor********
うちは特に決まってないのに
入荷作業するときは男性が駆り出される
だから女性はお茶だしくらいする配慮は
必要でしょ?
一度くらいは女性側の配慮も見てみたいものです。

oop********
イヤな客の対応、少し危険な場所への赴任、棚卸などの力仕事など、すべて男性がすべきだという風土がある。男女間で意識差。

匿名
現場仕事は男性がすべきという風土もある。

tak********
(嫌なことを)男がやるべきだという風土がある…

で話題になることはないよね

mob********
お茶出し、運転、なるほど。
力仕事はどれくらい平等に感じてくれるのか?


■男性負担のみに言及するコメント(0件)

なし

■女性負担のみに言及するコメント(17件)

eco********
以前の職場で事務していた時に給湯室の掃除をしていたら男性社員が無言で自分が使用したマグカップをシンクに置いていきました
今まで他の人にはお願いしますと言われれば洗っていましたが
無言で置いていかれたのには腹が立って掃除が終わっても放置してやりました
あっちも引けなかったのか数日シンクにそのままでした
その後どうなったのかは分かりませんが事務員だろうが貴方のカップを洗うことは業務には含まれていないので徹底しました

kte********
以前働いていた職場では、お茶出し、清掃、雑用は女性が行うという謎ルールがありました。
ある時数人で、この謎ルールに対して上司に改善を求めました。
すると、清掃、雑用などは各々または全員で行うこととなりましたが、お茶出しだけは女性が行うことのままでした。(令和に入ってからの話です)
この記事の風土について、個人的な見解としては、お茶出しそのものを廃止してもいいのでは?と思っています。

匿名
茶器を使っていた時は「お茶出し」は女性社員の役目になってた。でもコロナの頃、茶器を使う事に抵抗感が出て来て280mlのペットボトルのお茶を出すようになったら女性社員がお茶出しするという文化も自然消滅した。男性社員も自分で必要な人数分のペットボトルを抱えて会議室のテーブルに置いてゆくようになった。

pre********
意識ではなく女性に強制する会社がまだ多い。前にいた会社は女性だけがお茶出し、男性トイレの掃除、男性社員が使ったコップ洗い、昼休みの電話当番があった。自分は事務職ではないが男性トイレとコップ洗いのため夜出張から会社に戻ってやっていた。男性トイレの掃除を女性に押し付けるな、自分の使ったコップぐらい洗えよと思う。

Innovade
「自分のことは自分で!」応接室に来客があるときだけに限定してお茶だしすればよいのでは。長野県長野市で働いていたときに社内会議で派遣社員にお茶だしをさせている企業があったり、いただいたりんごの皮をむかせるとか、ぶどうのふさをわけて社員に配らせるとか...。出社したばかりの社長にお茶を出すとか...。給湯室の排水溝を掃除させるなんていうのもあった。

パワハラセクハラと同じくらい嫌そうな顔をしていたのを記憶している。

wil*****
大手民間企業の多くは「お茶出し」の無駄を排除して、ペットボトルの水を各自で提供する形に変えているよ。もう20年前からね。
公務員は大企業と同じ給与を欲しがるくせに、コスト削減とか、ジェンダーフリーとか、グローバル化はちっとも進まないね。
そこの意識改革が先じゃないの?
地方都市が田舎と感じるのは、「市庁舎や県庁舎が街で一番高ビルとかもっとも豪華な建屋」ってとこかな?領民を見下ろす領主様の気分なのかね?

fur********
そもそも社員間でお茶を入れてあげたりするの?飲みたきゃ自分で好きなようにすればいい。というか私の在籍した職場はそう言う部分はDIYだったね。コピー取りなんかも含めて自分のことは自分で…もちろん上級職の社員も。

yut********
お茶が欲しかったら、自分で取りに行くか、買ってくるか。この2択。令和の時代にお茶くみはありません。レストランでもセルフです。

LMTBoo
コーヒーサーバーとか置いておけばセルフで出来るんだけどね。自分が飲みたいタイミングで好きな時に勝手に飲めよと思います。

l
今までのひとが問題ないと強弁しても若い女性は嫌なんだから、逃げていかれたくないなら変えるしかないでしょ

w65********
そもそもお茶出しなんて今の時代ほとんどいらんだろ
他の方も言ってるように出してもペットボトルを机に置いときゃいい

kur*****
”会議するから誰かコーヒーを会議室までお願い”

持ってくるのは、ほゞ女性従業員

sqh********
女性にチヤホヤして欲しいならキャバとかそういうお店行けばいいでしょ
仕事してるって自覚あるのかな?

bla********
> お茶出しは女性がすべきだという風土がある

風土って・・・未だこんな感覚が残っているなら
いくら古い歴史のある地だとしてもおかしいだろう
自席マイクも電子表決もない議会本会議場の設備見直し論で
ニュースになったのも奈良県大和郡山市だったし
奈良は時間が昭和のまま止まっているのだろうか?

akp********
その前に職場でのお茶出しは必要かどうかを聞いてみたら?ジェネレーションギャップがあると思うけど

sch********
そもそもお茶出し止めたら?

gmu********
飲みたいヤツが飲めはいいだけ。


■業務割り当てとして性別役割分業を認める言説が主題の準化石コメント(5件)

中心極限定理
「お茶出し」が業務だと明記して採用したパートさんや派遣社員なら、お茶出ししてもらってよいのではないか。客にいちいちお茶を出す必要はないが、中には、役員や幹部職員を訪ねてくる重要な客もいる。男がお茶を出す訳にもいかない(汚そうに思われて、客は飲まないだろう)のではないか。

ki1********
なんでも同じ事を同じ量だけするのが男女平等とは思わない。私はコレをやる。貴方はアレをやって…で分担するのも効率良いと思います。現実の意見として女性にやってもらった方が好印象の場合もあるわけで。受付嬢とかそに際たる例でしょう。

t_s********
女性はお茶出しは嫌です
とはっきり言えばいいだろ
男性は解かったとし仕事を選ぶ体質なんだと
判断すればいい
その都度確認をして嫌だと言われるたびに
仕事を減らしてあげればいい
それから録音・録画しておくように
ハラスメントだと訴えられても反論できるように
準備するようにしないと自分の首絞めるからね

お茶はお茶を出す行為ではなくて
客をお出迎えをする行為
職場のくだらない会議に出せとは言わないけど
客が来た時ぐらい
おいしいお茶を出してお出迎えする
すきだろ
お・も・て・な・し
オリンピックだけのくだらないワードじゃないんだよ

匿名
それが嫌なら現場で働けるか?現場の人間がわざわざ茶を出す為に戻るのか?適材適所

tan********
女性には女性の、男性には男性の仕事と役割があったってだけの話だけどね。その役割が嫌だったと言う人もいれば、男女共にその役割がプライドになってやる気に繋がってた人もいる。

過去が全て正しかったとは言えないけど、逆に過去を全否定するのも違うと思うよ。


■純粋に旧時代の価値観からの言説である化石コメント(6件)

yvm********
お茶出しのシチュエーションにもよるが、来客対応なんかの場合では女性がしてくれるほうが正直華があるし、雰囲気がほぐれたりするからね。若手のころ男だてらに出ていなかったお茶を出してたけど後から叱られて、その頃は納得いかなかったけどむしろ今は意味が分かる。女性に頼みにくいけど。
運転はまぁ体力面もあるので長距離は男性メインで良くないか?
まぁ会社や国が雇ってるわけで、そこで依頼された職務は自分の好き嫌いやジェンダー観なんぞより優先でお願いしますよ。

noa********
お茶出しを女性がするべきとは思わないが、男性に出されるより気持ちが良い。
てか、自然体でお茶を出してくれる女性の方が、実際のところ好感が持てる。
こういった女性の方が、結婚も早いんだろうなと客観的に思う。

小さな事だが誰かがやらないといけない雑務を自然に出来る人から出世も結婚も早いのだと思います。
人柄を売る絶好のチャンスを掴める一番簡単で効果的な方法だと思います。

もんめ
来客時のお茶出しは女性のほうが嬉しいかな。そんな仕事じゃないけど。職場でのお茶?コーヒー飲みたいしそんな制度はない。

har********
昔の女性は女性らしい行動として
自意識してお茶を男性に出してた。
仕事と思っていない。日常生活です。
現代は損得感情から男女平等を履き違えてる。
小さい女の子が、ままごとをしてる時、
教えなくてもハイご飯、ハイお茶と差し出す。
本能として女性らしい感情からでは無いか。
女性ばかり、損?とか教育が悪い。と思う。
まぁ、お茶ぐらい飲みたかったら自分でするし、
ついでに他にも持って行くけどな。

クリ
奈良あたりならそうだろうね。
ただ、女性が出す方がひとあたりが柔らかいことは間違いないと思う。
男性だと武骨にはなるな。

aqi********
男が入れたお茶より女性が入れた方が美味しそうに思える


■その他の記事に関連するコメント(2件)

ken********
細かい!

bfn********
いまそこ?w
絶望的


■他のジェンダー問題が主題のコメント(9件)

t_t********
同じ総合職でも女性は転勤なしで本社コーポレート部門に配属されることも多い。

上の世代に男性が多いからと言って若手の男性社員が働きやすいかって言われたら微妙だよ。

fa2********
「ジェンダーギャップが問題になるのは中〜上流層ホワイトカラーのエアコンの効いたオフィスワークに対してだけ」という皮肉は昔から言われていて、

現にフェミニストの想定する女性活躍社会には大抵ブルーカラーは含まれないことから、「危険な役割は男性が担うべきで、女性に任せるのは体力の有無以前に"道義的に"問題だ」という無意識のバイアスが存在するのは明白なわけで。

kur********
男女間の差別もあると思いますし
話はズレてしまいますが事務職の給与の低さに驚きます

最近は男性の事務職の方もいらっしゃいますし
事務職も会社組織の一員として
対等な給与設定にするべきです

hin********
お茶出しが業務の一環である、庶務係や営業事務、パートタイマーに女性が多いだけだと思いますね。
そして裏を返せば、そのような職種から男性が排除、差別されているともいえます。
例えば50代事務パートとして、男性はなかなか採用されません。

コンサバ
自分の勤める東京の会社では、秘書という一般職の職種があって、秘書は役員等の会議ではお茶出しや弁当配布等の雑用を業務としてしっかりこなしている。自分は彼女達の仕事はプロ意識も高く素晴らしいと感じているし、差別だとも思わない。女性がお茶出しをすれば自動的にすべからく差別というのは違うと思う。ならば男がやれば良いのか?雑用すべてがダメなら、例えばだけど、新人社員に勉強のために業務外の飲み会幹事をさせたり、資料のコピーをお願いしたりするのは女性だとNGだけど男性だとOK、なのか?その辺のロジックをしっかり固めないでお茶出しという仕事に対して偏見のある見方はそろそろ辞めてはどうかと思うよ。お茶出しだって、この役員は薄めが好き、この人は熱めが好き、とか分けて気を遣って出したり色々裏側では気を遣う大事な仕事だと思うんだけど。なんか日本っておかしくなってるよね、リベラリズムで。

表示名
家庭内の家事レベルでもそうだけど、これだけ時間があっても当番制すら言い出せないのは性別や立場の上下関係なく全員どうかしてると思う。

ひとしきり気が済むまで差別だなんだと暴れないと次の段階に進まないのはそれも平成おばさんの因習。

ecj******
大黒柱は男のものでしょ?
定年まで働いて退職金をもらう女性はどのくらいいるの?

ああああ
思想をと調査して、個人の思想信条を改めようっていうのはやりすぎのように思う。

男は男らしく、女は女らしくということを強制されていた時代とやり方が変わっていない。

個人の考えはおいといて、それを口に出したら相手が傷つくから言い方や態度に気を付ける程度にとどめておくべきではないか。

sun********
意識改革の遅れを感じるのは中小企業。
官公庁や大企業が世の中の流れに敏感に反応せざるのを得ないのに対し、中小企業は人事が固定的で異動もなく流れが澱み、因習を継いでいくことになる。
先代からのやり方や自分のこだわりに囚われ、ジェンダーギャップ問題など他人事と思っている。
もちろん各業界の協会や連盟が、国の通達に沿った指示・アドバイスをしているが、中小の経営者はそんな連絡文書に目を通している余裕などない。
これは働き方改革、個人情報保護、ハラスメント等近年意識改革を求められるようになったモノすべてに言える。
天下りが悪いというが、中小経営者、社員の意識をアップデートするには有効な制度と感じている。


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