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テーマは共存 組織とメンバーの関係性


どーも、久しぶりに人事部長に勤しむねぎおです。メイン画像は8年前、珍しく真面目にスーツを着て、テレアポしているねぎおの貴重なワンショットですw

コロナの影響で、この1年半サクラサクは非常にスリムな組織になりました。無駄なものが削れ、非常にスリム化できました。しかしこのままではただのガリガリ状態。ここから筋肉質な組織へ進化させていく為に採用活動を再開しました。

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サクラサクは30~40代の経験採用をやっています!

今回は30代~40代の経験者の方を中心に面接をさせていただいておりますが、スキル、経験値と高い方が多く、驚かされております。コロナという未曾有の事態で、多くの企業に難局が降りかかっており、優秀な人材が流動しているということなのかもしれません。

個々のスキルが高い方にお会いすると「この方であれば業務委託・フリーランスでもやっていけるだろな。」って思ってしまいます。副業、リモートワークが一般化する中で、個人が稼ぐ時代はさらに加速していくと感じています。

社員を一生養っていくという発想の時代遅れ

終身雇用や退職金なんて言葉は死語になっていくと予想しています。つまり企業が個人を一生養っていくという発想自体がおこがましい時代になっていくのではないかと思うわけです。いくら社長のねぎおが、「お前らは家族だ!一生一緒に飯くっていくぞー!」って熱弁しても、従業員からすると「ねぎお社長、その想い、重いっすwそもそも一生面倒見てくださいなんて思ってませんよw」

では、個人で稼げる時代に突入する中で、個人が組織に属するとはどういうことか?また組織の在り方とはどうあるべきか?こんなことを面接を通じて考えさせられます。

個人は会社に依存しない、組織は個人を囲っていかない、すなわち双方が共存していく、そんな形に変わっていくべきなのではというのが今のところのねぎおの結論です。


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個人が稼げるようになっている、これ自体は素晴らしいことです。ただ短期的にはサラリーマン時代より、報酬、自由度、権限が増えるかもしれませんが、縛られていない分、失うのも早いものです。

特に100年時代と呼ばれるキャリアの中で、数十年に渡って、安定的に稼ぐ難易度は非常に高いです。ライター、デザイナー、アフィリエイター、プログラマー、コンサルタント、、、独自の強みや専門スキルはすぐにコモディティ化(一般化)します。労働力やスピード感は、システムや若手人材の台頭に脅かされます。一言でいえば、甘くありません。

個人が市場に通用するスキルを習得し、マネタイズすることは素晴らしいことだと思います。一方で、やはり組織だからこそできる仕事もあります。組織だからこそ得られるやりがい、達成感、経験値、スキル、人脈があるのも事実です。

一方で、組織側からするとせっかく採用した人材、育てた人材。自社の成果にフルコミットせよ!ということで副業禁止、リモートワークでサボってないか監視、転職しないように福利厚生を充実。と組織という箱に鍵をかけて囲っても、縛れば縛るほど時代遅れ感を醸し出して、逆に煙たがられるのがオチ。

ねぎおが考える新しい組織の理想の在り方

我々は社会に常に必要とされ続ける組織を目指しています。その為にはそこで働くメンバー個々が社会に必要とされる人材でなければ話になりません。

フリーランスや業務委託として個でも通用する人物が、それでもサクラサクで働きたいと思ってもらえる環境、風土、文化を醸成していく、それがサクラサクの理想の組織の在り方です。

だからこそ、積極的に副業を奨励しています。フルリモートワーク環境で、性善説でマネジメントをしています。業務委託の採用も積極的に進めています。退職後に業務委託で活躍してくれているメンバーも3名います。自由で働きやすい環境といえるかもしれません。一方で、明確な働く上での価値観(クレド)を掲げています。ここにマッチしない方には容赦なくバスを降りていただいています。

「採用の失敗は教育では埋められない」

リモートワーク環境において、教育の難しさを日々痛感しています。もちろん、教育を諦めたわけではありませんが、会社という組織が人を雇って育てる箱という存在から、人を集めて、繋げていく数珠のような存在に変わっていくべきなのではと考えています。単純な社員教育というものから、様々な経験や挑戦ができる、様々な人材がジョインしてくることで結果的に個が育つ、そんな環境を作っていく必要を感じます。その意味でも教育以上に誰を採用するか?ここが肝になってきます。それが社長のねぎお自ら人事を担う理由です。

またマネジメント、評価の仕方も劇的に変化していくと思います。その意味では、マネージャーというポジションや役割も変わるでしょう。地位やポジションが報酬やステータスだと思ってしがみつく時代ではなくなっていくと思います。

面接の中で、5年後、10年後のビジョンを教えてください。こんな質問をよく頂戴します。ねぎおの答えはいつも同じで、「我々のビジョンは、常に社会に必要とされ続けること。先のことは正直わからない、その時、その時に時代の変化に追従し、市場に必要とされ続けていきたい。これが我々のビジョンです」と。

サクラサクは上場も目指していません。拡大することも目標としていません。継続することが企業理念です。だからこそ大手や他社にはできない自由な発想をもって、大胆に変化・進化していくことを何よりも強みしていきたいと思います。

差別化とは他社にない強みを持つことです。しかしこの強みは得てして模倣され、結果、差が埋められていきます。一見「バカな!」に見える、しかし、考え抜かれた「なるほど!」が詰まっている戦略を貫くことで、強い優位性を発揮できるのではないかと思います。


そんなサクラサクに興味を持って頂いた方は、是非、一度、カジュアルにねぎおと面談しましょう!お待ちしております。


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