よもぎシフォンケーキ
春はよもぎ。
よもぎの季節もそろそろ終わる。
そもそもが、
小田原の畑でケールを育て、
「たくさん採れて、美味しくってたのしい〜」
と師匠に言うと、
「なぁーに?、ケールはイタリアでは雑草だぁ、」
と、上手に育ったケールをけなしてくれちゃって、
「じゃあ、日本の雑草よもぎも、美味しく食べてやろうじゃないの‼︎」
と、闘志がもえたわけだ。
畑には、育てた様に、たくさんのよもぎが春になると芽を出す。
よもぎ団子は美味しい。
干してお茶にもしてみた、スッーとした香りで飲みやすい。
クッキーも作ってみた。
しかし、よもぎの葉を茹でて、
すり鉢ですりつぶし、クッキー生地に入れて焼いたよもぎクッキーは、
しっとりもっちりしたクッキーで、サックッっとした食感にはほど遠い。
料理長に味見をしてもらった。
「水分が多いんだなぁ、でも粉末のよもぎを使うと、こんなによもぎの香りはしないよ。」
との事だった。
水分かぁ。
やっぱりよもぎは、よもぎ団子が美味しいのかなぁ?
そうだ!シフォンケーキ❗️
シフォンケーキにはお水やサラダ油が入る。水分があるよもぎのペーストは、シフォンケーキに使える!
と思い立って、作ってみた!
いい色ですね。よもぎの渋い緑色。
焼き上がった時からよもぎの爽やかな香り〜、いい香り。
冷めてから切り分けると、さらによもぎの香りがたつ。
よもぎシフォンケーキを美味しく食べる為に、あんこも煮た。
あんこと生クリームを添えて食べる。
ふわっふわぁ、よもぎだ。
あんこはもうちょっと甘くて良かったかなぁ。よもぎに負けてる。
生クリームがよもぎの香りを引き立てる。
「おいしい!」
よもぎシフォンケーキ、成功!
料理長や師匠にお味見してもらう前に、
娘と一気に食べてしまった、笑
そのくらい美味しかった。
今年はよもぎも大きくなるのが早くって。
よもぎシフォンケーキはまた来年のお楽しみ。
日本の雑草「よもぎ」
捨てたもんじゃありません。
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