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76 《番外編》同じ組の娘達

そういえば、急に思い出したので
ワタシと仲良くしていた【美人三姉妹】の事を書きます

ワタシはまだマトモに生きていた気がする

だけど三姉妹達は長女だけ何でもやらされていた

長女 あやか
次女 ミユウ
三女 マナ
ワタシはあやかと歳が近かった為
1番仲良かった

あやか「さくら…今から○○に来れる?」
ワタシ「いいよ!ちょっと待ってて!」
ワタシは○○に行く

ワタシが待ち合わせ場所に着いた時には、あやかは男の人に何かを渡してお金をもらっていた

ワタシ「…また?もうやめなよ…」

あやかは売人をやらされていた
あやか「私だけやねん。ウリもやらなきゃ怒られる……」
ワタシは泣きそうだった

ミユウとマナは蝶よ花よと可愛がられている

ワタシはあやかがあまりにも服や靴に無頓着な為(知らされてない?お金が無い?)

沢山買い物に連れて行ったりBARでお酒がどんなものか教えたりしていた

それをあやかがミユウ達に自慢する為
ミユウが擦り寄ってくる
マナはまだましだったが

ミユウ「さくらちゃん♪私とも遊んでよ」
ワタシ「お姉ちゃん達と一緒に遊ぼう?」
ミユウは不貞腐れる
ミユウは可愛い顔して怒ったらかなりヤバくなる(後で書きます)

ミユウ「2人で遊びたい。マナも連れて」
ワタシは困る
ワタシ「あやかに言わない?」
ミユウ「やったっ!言わない言わない♪ねぇさくらちゃん、コンパしたい」

ワタシはその頃とある界隈ではワタシを知らない人は居ないんじゃないかという位男女問わず知り合いが多かった
クラブも行くしBARも行く
普通に友達達とも買い物に行く

逆にあやかミユウマナはそういう世界をあまり知らない
ワタシは*そういえば男友達から何か言われてたな*
ワタシは イイよと言ってコンパの幹事をする

このコンパで後々最悪な事になる
ミユウ、マナは可愛い為 男達は盛り上がる
幹事のナオキは「さくら!ありがとっ鼻が高いわ」
ワタシ「ほいほい」

ミユウはある男の子が気に入ったみたいだ
シュン君という子とずっと話している
マナは皆から質問攻めでニコニコしていた
ワタシとナオキは世間話をしていた

すると急にミユウとシュン君は
「お先に〜おじゃましました〜」
マナ「えっ?お姉ちゃん?」
ワタシ「マナちゃん、ワタシ帰り送っていくから大丈夫だよ」
マナはワタシの隣に座る

興味無いみたいだ
ワタシ「そろそろお開きにしよっか」
ナオキも疲れている

ミユウは置いておいてマナを送る

家に着いた
挨拶をする
三姉妹ママ「まぁ!さくらちゃん!お久しぶり!」
ワタシ「申し訳ございません。夜中まで連れ出して……」
三姉妹父「さくら。飲んで行くか?」
ワタシは視線に気付く

あやかが怒っている
あやか「さくら!何で?私は?」
ワタシはやばいと思った

ちょっと外に出ようと言われる
ワタシ「ごめん…」

あやかは愛に飢えている
ワタシが今の1番の仲良しだったからショックだったのかもしれない

ワタシ「あやかが大切だよ?いつも心配してる。捕まらないか心配もしてる」
あやか「……さくらもやる?」

あやかもしかして……
ワタシ「今やってるの?」
あやかは頷く
ワタシ「明日即点滴してきて!」

今はどうなのか知らないが
当時は 覚せい剤をぬく為の闇の病院があった
何か危ない時にはその病院に行くのだ
あやかは「さくらは裏切らないで」
と、言いながら病院に行く事を了承してくれた
続く

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