私の恋愛日記12初めての表

私は18歳になった
(高校生の話を書き出すと長〜くなるから許してほしい)
中高生のアクセサリー専門店に正社員で入った
(履歴書はデタラメに書いた)
私はオシャレが大好きだった
受かった時はめちゃくちゃ嬉しかった
社長「自分が好きだなと思うアクセサリーを書いてきて下さい」
急に言われた
*どおしよっかなぁ*
もう少ししたら夏になる
早め早めに夏物行っとく??
私は色々な格好をしてパッと思いついた
「髪の毛にお花をつけたらどおだろう?」
赤、黄、水色、白!!
浴衣姿に髪の毛巻いて右側にちょこんと。

それがバズってしまった
いわゆる「ギャル達がつけていたハイビスカスである」
私は、褒められた
でもたまたまなのに……
不安で仕方がなかった
そんな時
「櫻さん?大丈夫だよ。不安にならないで?」
優しく声をかけてくれた部長のトーマさん
私「部長、すみません……ありがとうございます」
トーマさんは前から憧れていた
女子社員の憧れの的だった
優しくて面白くて何より笑顔がいい…

*かっこいい*
私の目はトーマさんを追っていた
私のハイビスカスのおかげで席も近くなった
チラッ
トーマさんを見る
トーマさんが気付いた
慌てて資料を見る
チラッ
トーマさんはまだ私を見ていた
私 *えぇぇぇ*
トーマさんがニコッと笑う
私は恥ずかしすぎて下を向いてしまった

夕方
トーマさん「櫻さん。今日ご飯でも食べに行かない?」
私「えっ!!!いいんですか?」
心臓が痛い
バクバクバクバク
トーマさん「櫻さん、北口の駅の場所分かる?」
私「は…はい。」
トーマさん「そこで待ち合わせしよっ?」
トーマさんは確か38歳位
私みたいなガキと一緒にご飯食べてくれるの?

北口に着いた
ドキドキドキドキ
トーマさん「早いね!櫻さん!ごめん遅くなって」
私「全然待ってません!」
トーマさんはニコッと笑う
かっこいい……

ご飯を食べに行く
トーマさんがよく行くお店らしい。
私はガチガチだった
トーマさん「櫻さん仕事凄い頑張るよね」
私「全然ですっ」
トーマさん「俺、頑張ってる女の子好き」

ガチャーん
私は取り乱してしまい、お皿を落としてしまった
恥ずかしい
恥ずかしい
トーマさんが店員さんを呼ぶ
トーマさん「大丈夫?怪我してない?」

もう分かっている
私はトーマさんが好きだ

私「大丈夫じゃないです」
トーマさん「えっ?」
私「嘘です。大丈夫です」
トーマさんは何だよ〜と言いながら笑う

これで終わっておけば良かったのだ
後戻りできないとこまできてしまった

続く

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