私の恋愛日記2ゆうすけ、尾谷

下校する前に、私はしたい事があった
なおき君の教室を覗き見する事である
(若かったので恥ずかしいが許してほしい

2組の札が見える
ドキドキドキドキドキドキドキドキ
心臓が壊れそうだった

そ〜っ
2組のクラスの子達が帰っていく
*あれっ?居ないなぁ*

「櫻さん?」

ビクー!!!
えっえっえっ
何で?何で?
何で なおき君が目の前に居るの?
何で私の名前知ってるの??

なおき君「あっごめんね…尾谷達から色々言われてて……よく登校の時会うよね?
…で、名前知って …ごめん俺緊張して1人で喋りすぎ…」
私「いやっ私も…あの人らの事は聞かないで下さいごめんなさい…なおき君さんですよね。前から知ってますっ…」

2人ともしどろもどろだった気がする
恥ずかしすぎて手が震える
そんな私を見て なおき君は
「櫻ちゃん?櫻さん?どっちで呼んだらいい?」
私「お好きなようにっなおき君はなおき君で良いですか?」
なおき「うん。櫻ちゃんの好きなように呼んで?」
シヌ
なおき君は何故かふふっと笑っている
なおき「本は好き?」
私「うっうん」
なおき「良かったらおすすめの本があるんだ。
               また、今度誘っていい?」
当たり前じゃないですか!!
私「よっ良かったらっよろしくお願いします」

凄い事が起きて私は放心していた

トモ「さくらっ!どこ行ってたの?早く早く
         下で尾谷君達待ってるって!」

現実に引き戻された

ゆうすけ「おーい!こっちこっち〜」
尾谷……
この人が尾谷か
ブルーの瞳、コンタクトでも入れているのだろう
金色とシルバーのメッシュを入れている
目がヤバい
あの世界を思い出させる

カラオケに何故か行く事になった
尾谷の言う事は絶対らしい

私はなおき君との余韻がまだ残っていて何だか今日は気分が良かった
だから、あんな事になる

トモ「尾谷君かっこいい〜!!」
トモははしゃいでいる
尾谷は無視して、
カラオケに着いてからすぐさまタバコに火をつける
ゆうすけ「俺も吸おう〜っと」
ゆうすけ「あっごめん さくら何飲む?」
根は良いやつなんだけどな……

私「レモンサワー」
3人がびっくりしている

しまった…舞妓時代に飲んでたからついクセで…

ゆうすけは嬉しそうに「さくらやるやん♪
俺、ビール♪」
トモ「じゃあ私もレモンサワー?」
尾谷「ビール」

すぐにドリンクは運んでこられ
未成年なのに何も言わないんだなぁと思った

ビールを一気飲みするゆうすけ
私「最初からいきすぎだよ!」

尾谷がゆうすけに何かコソコソ話している
トモはもう酔いそうな勢いだ
トモ「さくらァ〜トイレ!」

戻ってくると、何かが違った

あっクスリだ…
私はやった事が無いけど周りがやっているのをよく見ていた。
独特な匂い
何だろう……

その時のまだ未熟だった私は、他人が何かやっていようと私には大丈夫だろうと思っていた

レモンサワーを飲む
酔いが今日は早いな……

ふと前を見ると尾谷とトモはキスしていた
びっくりしてしまった私は倒れ込んだ

そしたら、、待ってましたと言わんばかりに
ゆうすけがキスをしてきた

Yさん以来だ。
でも、今日は何かがおかしい
ゆうすけがなおき君に見える……
顔が火照ってきた
カラダが変だ
ゆうすけ「さくら…何か今日色っぽいな…」
もう1度くちびるの中に舌を入れてきた
……
「もう1回して?」
ゆうすけはびっくりしていた
私はゆうすけがずっとなおき君に見えていた
もう1度、私の口の中で舌が動く
同時にスカートを捲られて
ブラジャーのホックを取られた

尾谷「おい。オマエらこれ以上はホテル行け!」
トモは寝てしまっていた
尾谷「櫻ちゃんさ?顔に似合わずエロいね。
          胸、触っていい?」
ギョッとしたが
まだ変な感じは続いている
だけど、ゆうすけが
「尾谷君、それだけは無理っす」

尾谷は*珍しいじゃんゆうすけ♪*
…と笑いながら部屋を出て行った。

続く

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