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68ワタシの実家

ワタシは伊織さんと一緒にお風呂に入る事になった
ワタシはヒソヒソ声で
*伊織さんっ今日は変な事しちゃダメですよ?*
伊織さんは笑う
「分かった分かった笑」

久しぶりの実家。
何だか懐かしい
お兄ちゃん達はどうしてるんだろう

ワタシは伊織さんに座って下さいと言う
伊織さんは?な顔してる
ワタシ「お身体洗わさせて頂きます」
伊織「何言ってんの。さくらちゃん
今までそんな事してなかったやん」
ワタシ「実家やし……今日位はお母さんの真似します」
伊織さんは顔に手を当てて真っ赤になっている

かわいい

だがそう上手くはいかない…
ワタシは男の人の身体を洗うのにてこずる
伊織さんは笑う
伊織「さくらちゃん。座って?」
ワタシは恥ずかしくなって言う通りにする

伊織さんは慣れた手つきでワタシの体を洗ってくれる
伊織「逆バージョンもいいやろ?」
ワタシ「はっはい…」

恥ずかしすぎる

伊織さんがシャワーをかけてくる
ワタシはポーッとしていた
すると急に伊織さんが
「さくらちゃん。またやばい顔になってる」
ワタシ「えっ?」

ガラガラガラ
「湯加減はどう?あらっまだ洗ってる途中だったのー」
お母さんが急に入ってきた
伊織さんは恥ずかしそうだ

ワタシは思った
お母さんは若い男の子の肌を見たいだけなのだ
だってジャニオタだし…
ワタシ「お母さん…早く閉めてよ」

お母さんはご機嫌で ゆっくりね〜と閉めて良い匂いのする石鹸だけ置いていった
ワタシ「あっ伊織さん?この石鹸めっちゃ良いんだよ。香りも素敵なんよ」
伊織さんは使ってみる
伊織「本当だ!スベスベになる。
甘い香りがする」
伊織さんは言う
「この石鹸、さくらちゃん大阪帰っても使わない?甘い香り好き」
伊織さんはどこで買っているのか後でお母さんに聞くつもりだ

二人で浴槽に浸かる
ワタシは非日常な光景にボーッとしてしまう
伊織さんはワタシの顔をふにゃふにゃしてる

幸せだ
この幸せがずっと続けばいいのに

ふと伊織さんがキスをしてくる
ワタシは「変な事しないって…」
伊織「結婚したら普通じゃない?」

結婚。

ワタシ結婚するんだ
ドキドキするワタシ
伊織さんは色々なとこにキスをする
……!
「伊織さん?!」
伊織さんの指はワタシの股の間にある
伊織さんは無口だ
指を入れられる
あ。どおしよう。
伊織さんは黙ってキスをしながら
ワタシの中で指を動かす
ワタシは声も出せず抱きついてしまう
ワタシ*伊織さ〜ん…もぉダメだよぉ…*
泣きそうなワタシに伊織さんは顔が熱い
伊織「続きは後で…」
ワタシ「お家で?」
伊織「さくらちゃん。頑張って声出さないでね?」
〜〜〜〜〜〜〜
2人ともポカポカでお風呂を出る

お母さんはバスタオルと
パジャマを用意してくれていた

有り難い
客間に行く
ワタシ……
布団が1つしか無い。
伊織さんは *お母さん面白いね*
、と言っている
ワタシはとても恥ずかしい

伊織さんとワタシの実家に居るだけでも非日常なのに……
こんなとこでしちゃったらワタシはどうなるのか……
続く

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