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48《風俗》ユミとカナ

次の日
ワタシ「おはようございまーす」

スタッフ達に挨拶をする
ワタシはお昼から夜の部までが出勤だ。
伊織さんのお家は近くて有り難い

ユミのグループとカナも出勤していた
ユミはワタシを無視する
ワタシ 笑
カナは何か言いたそうにしていたがワタシは次のお仕事を覚えなくちゃいけなくて構えなかった

色々、次のお仕事をパソコンで教えてもらっている時
待機場から キャーッ
と聞こえる

何だ?と見に行くとカナが
ずぶ濡れだ
ワタシはユミを見る
ユミは笑っている
待機場のマットも濡れている

ワタシ「何したん?」
カナが言う
「櫻さん、私辞めます!もう嫌です」
何かオレンジの匂いがする
オレンジジュースっぽいな……
ワタシ「うん。分かった。カナちゃんおいで」
他のスタッフは話を全部聞いてから
他のグループに移動させようか。と話している
カナ「いいです!辞めます……」
ワタシ「何かの理由があってココにいるんやろ?それは大丈夫なん?」
カナは黙る
ワタシは他のスタッフに言って
カナの持ち物持って一緒に送る事にした
ワタシ「うんうん。早くね〜」
と、とある人に電話をする
カナは?って顔をしていた

龍星が来た
龍星「さくらぁ〜久しぶりに会えた泣」
ワタシ「龍星笑 あの……お仕事中やから……」
カナはどうしたらいいか分かっていない
龍星「カナちゃん?ホテヘルがいいんだよね?完全個室待機のトコがあるけどどう?」

カナ「えっ?……でも櫻さんとことグループが違うんじゃ……」
ワタシは*シーッ*とする
ワタシ「辞めたんだから何処選ぶのもカナちゃんの自由だよ」

龍星の紹介なら安心だ
カナは龍星に連れられて違う店舗を見に行った。

ワタシはとりあえずお店に戻る
スタッフはいつも通りだ
女の子が辞めようが飛ぼうが日常茶飯事だからだ

ワタシは待機場に行く
ユミの方に向かって
ワタシ「ユミちゃん。弁償しなあかんね笑」
ユミ「こんなん経費でいけるやろ?」
変な事ばっかりよく知っている
ワタシ「無理無理笑 クビにならないだけましやと思っててね〜。
今の担当はワタシやと言うたやろ?
ワタシが決めていいねん♪」

ユミは絶句する
ユミ「すみませんでした……」
ワタシ「ハハッ嘘だよ笑 下のマットは全部入れ替えるわ。
だけど
ワタシ「次、違う女の子に同じような事したら覚えと け よ♪」
ユミは下を向いていた

カナは本当にお客様に評判が良かった
実は抜けられるとカナリ痛いのだ

まあイジメられなくなっただけ良かったとしよう。

実は今日は伊織さんの誕生日だ
龍星と一緒に行くのだが、また叩かれるので【VIProom】
使わせてもらう事になった。

誕生日プレゼントを後から龍星と買いに行くのだ。
ワタシは久しぶりのお酒でワクワクしていた
続く

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