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26 病み&アレをやってしまった

ワタシは何をしに大阪まで来たのだろうか
やりたい事が沢山ある
でも、今は伊織さんがイイと言うまで家からも出られない
龍星は女の子達全員に会って話すので大忙しだ

ガチャガチャ
ビクッ
「元気にしてた?さくらちゃん」
伊織さんが急に帰ってきた
お金は大量にもらっている為生活は出来る
有り難い
でも……
伊織「さくらちゃん病んでる?そりゃそうだよなぁ
ホンマにごめん!まだまだ若いんやからゆっくり事を進めていこう?」
龍星と同じ事言ってる

ワタシは急ぎすぎているのだろうか

伊織さんはナニカを出した

奥の部屋へおいでと言われる
ワタシは伊織さんを信用していた

何かを巻いている
ワタシ「葉巻?」
伊織「またまたぁさくらちゃん。知ってるやろ?」
ワタシは知らないですと答える

伊織「さくらちゃんさ〜知ってる人は知ってるよ」
普通にしてるつもりでも分かるよ」

ワタシは意味が分からなかった

伊織さんは関係無しにその葉巻みたいなやつを渡す
ワタシ「タバコ?」
伊織さん「病んでる時はハッピーになろう♪」

伊織さんは「へー以外。知らないんだね。ホンマに……」
何だかバカにされた気分だった

ワタシは吸った
何回も何回も

伊織さんはペース早すぎと笑っている

何だか心地良かったのを覚えている
あんなに病んでいたのが嘘のようだ

伊織さんはクラブミュージックをかける

ワタシ「伊織さんは吸わないの?」
伊織「俺はもう色々やってきてるから、もうすでにハイだよね笑」
ワタシ「そんな風に見えないね」
伊織「見えてたら逆にヤバいやろ笑」

ワタシは病んでいた為
【今している事が悪い事なんて1ミリも思わなかった】

逆に伊織さんに感謝した

伊織さんが来てくれて良かった……

伊織さんは面白い
よく話題がバンバン出てくるなという位喋りたおす
ワタシはずっと笑っていた

伊織さんは言った
「俺が 運命だ〜って言ってた事覚えてる?」
ワタシは酔っ払いの戯言だと思っていた会話だ
伊織さん「俺が自分の家、訳も分からん女に貸すと思う?」
ワタシは 確かに……と思った
伊織さん「何か分からないんやけど分かるんだよ。大勢の人間を見てると。
【同じ種類の人間だって】
「初めて見た時から感じてた」

ワタシ「……」

伊織さんはお風呂入ってくる〜と言いお風呂に行ってしまった。

ホンマに自由だな……

ここから伊織さんとワタシは仲良くなっていく

続く

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