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JOKERでいっぱい

この土曜日に映画館へ[JOKER]を見に^^
ネタバレはしないように感想を備忘録として記しておきます。


結論として、私が1回見ただけじゃわからない隠れた仕掛けや

メッセージがまだまだこの作品にはあります。。

怖いんじゃないかとか、逆に、アメコミでかっこいいんじゃないかとか

予告を見て思っている人もいると思うけど

正直、私には怖くもかっこよくも美しくも悲しくも優しくもありました。

だから、どの部分のジョーカーを信じてあげるかで印象は変わるのかもしれないです。


凄まじいのは、ホアキン・フェニックスの演技。。

ガリガリに痩せ細った肩甲骨の奇妙な動きも、バタバタと走る走り方も

時に喜劇の主人公みたいに優雅に踊ってみせる仕草も

病気であふれ出すように笑いだしてしまうのも

完全にジョーカーとしてそこに生きていた名演技でした。圧巻。

それを映画館で目の当たりにできるだけで価値があるように感じました〜本当に。

スタンドバイミーで美少年だったけど若くして死んだリバーフェニックスの弟なんや、、知らんかったー


それから、この作品のテーマの一つに「悲劇と喜劇」があって、

私は自分の人生が悲劇なのか喜劇なのかなんて考えたこともないけども

もし仮に、自分に悲劇がどんどん重なって、もう失うものが何もなくなった時

それは、自分で人生を喜劇にするほか自分を救う方法はないと思いました。

ジョーカーは自力で喜劇にできた人間です。

方法はかなり狂気的で怖いしグロいけど、確かにあの街のヒーローでした。


そうそう、あと劇中の音楽もすごくいい。。喜劇的というか美しい

それがミスマッチして奇妙な雰囲気を作るのも私のツボでした。。


さあ誰がまともなのか、私はまともなのか、ジョーカーはまともじゃないのか?

よくわからなくなってしまった

それがきっと、この映画が作られた意図なのかなあ

とも思ったり。

まだまだ私の頭の中はジョーカーでいっぱいです