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eスポーツチームに重要なマインドセットはずばりこれでしょ!?

皆様こんにちは

桜野はるでございます。

最近、私が経営する株式会社chouetteがeスポーツチームへ協賛することになりまして、発表しているチームは合計で3チームいます。
現在話を進めているのが他数チームいますが、まだ発表できてません。

また公式のTwitterで発表をすると思うので、是非お楽しみに!

さて、私が今回のスポンサーの件について色々やり取りをしていると、こう思うようになりました。

「もうちょっと、ビジネスについて知っておく必要があるんじゃないか?」

ビジネスマナーについてもそうですが、ビジネスに対しての考え方が異常。

○こういう場合は、ちゃんとした戦略を立てないといけないんですけど
△いや、なんとかなるっっしょ

とか

○こういう問題(自己解決可能な内容)が起きた場合はどうしますか?
△他の部署と連携して解決に努めます

とか

おうおう。まじっすか。
というような内容がてんこ盛りだったので、今回はeスポーツチームが持っておくべきマインドセットについてお話をしておきます。

ちなみに、私のおすすめの本です。
是非、ご覧ください!

そもそもマインドセットってなに?

簡単に一言でいうと「考え方」ということです。

もう少し詳しく話をすると「人間が無意識に行う思考パターン」のこと。

例えば、「先入観や思い込み」「物事を捉える上での思考のクセ」「価値観や信念」などの無意識の思考パターンを「束」としてとらえる考え方の事をいいます。

失敗したら「私のせいじゃない、私はちゃんと仕事した。」というように、先入観や思い込みによって自分を守る行動に出たり、何かに挑戦するという中で「どうせやっても一緒だよ。現状を変えることなんてできない。」という価値観など。

様々な事が例に挙げられます。
身に覚えがあるんじゃないですか?
あなたも、わたしも。

マインドセットの重要性について

マインドセットはものすごく重要なんですよ。
じゃないとわざわざ記事にしませんからね笑

では、どうして重要なのか。

マインドセットの恐ろしい所ってなんだと思いますか?
2秒あげるので考えてみてください。

はい、2秒です。(多分)

答えは「それが無意識であること」です。
前述の通り、マインドセットとは人間が無意識に行う思考パターンのことを意味します。

無意識であるということは、自分では自覚しづらい状況にあるということになります。
そして、自覚しづらいということは、間違ったマインドセットを持っていることで所属している組織を侵食しているということになります。

そして、これが仕事になると致命的です。

よく、若い間は技術などの小手先の部分に目が行きがちです。
が、スキルとはマインドの上で成り立っているんです。

つまり、マインドセットが狂っていると、間違った知識を得て、間違った思考能力を習得し、間違った知恵を出してしまいます。

それをベースにビジネススキルを獲得していくわけですから、間違ったビジネススキルで仕事をすることになるのはわかりますよね?

これでわからないって人はこの先の話もわからないのでブラウザバックしましょう!

では、これからマインドセットの詳しい部分をお話させていただきます。

1.他責から自責へ

なにか問題が発生した時、成長できない人が陥りがちな罠がこれです。
問題の原因を自分以外にもとめて、その解決を周囲の人に委ねようとする。

この「他責マインドセット」が組織に蔓延ると、問題解決は他力本願という人がうじゃうじゃ湧く事になり、組織全体が事なかれ主義になります。

しかし、あなた「自責マインドセット」を持っていれば、これまで「いやいやwwwどうせムリっしょwww」とかなめたことを吐かして諦めがちだったことに対して、自分が貢献できる部分が僅かですが徐々に見えてきます。

「だれかやってくれるだろ。」「どうせ俺がやってもムリだろう。」という根拠のない期待は太鼓を鳴らして天を仰ぐ「雨乞い」をしているのと同じ。

なにか問題が生じた時に「きっと上層部がなんとかしてくれるはず。」と、他責マインドセットではなく「今自分ができることはなにか?」という自責マインドセットで行動すれば、思わぬ糸口が見つかり、成果に繋がります。

こうしてチームのピンチを救える人、かっこよくないですか?

2.オープンマインドを持とう

先入観はあなたを殻の中に閉じ込めます。

何故か?

新たな気付きや思考を妨げるからです。

よく引き籠りの人がインターネットの知識だけで自分の都合の良いように先入観の塊のような解釈をしている話を聞きますよね?

自分なりの信念を持つことはとても素晴らしいことですが、どんなにあなたが素晴らしい人間であっても、「自分の信念とは違うと思える意見」を一度受け取って、もしも相手の意見が正しいとしたらと仮定して考えてみるのはいかがでしょうか? きっとそこには新しい世界が広がっています。

3.理想は捨てろ

皆様に質問です。

世の中は間違っていますか? それとも正しいですか?

答えは「どっちも違う」です。
世の中間違っているとか正しいとかで二元論できていれば戦争とか裁判とか起きてませんよね。

成長できない人は物事を「正しいか、正しくないか。」で捉えがちです。
正義の反対は「悪」と思ってる人はその考えを改めましょう。
正義の反対は「別の正義」ですよ。
正義同士のぶつかり合いは、健全な進歩を生みます。
悪と正義だけだったら、正義が悪を倒して終わり。それ以上のものは何もうまれません。

理想論は掲げているだけでは目の前の現実を変えることはできない。
目の前の現実を直視し、必死に考え、実験し、改善をお試みることこそが、人や組織を成長させることができます。

勿論、理想論を掲げることは素晴らしいことです。
が、そもそも社会や組織は理不尽である。という前提と向き合わなければなりません。
その上で、如何にして理想に近づけるか。

これがあなたを成長させてくれるでしょう。

4.提案をしよう

もしもあなたが所属しているeスポーツチームがビジネスシーンで渡り合おうとしているのであれば、必ず問題を抱えているはずです。

もしも問題ない組織だと豪語しているのであれば、あなたは所属する組織の問題を見つけられていない無能なので危機感を持ちましょう。

さて、これらの問題の解決をする時「自分は職務上権限が無いから解決できないなぁ。」と諦めていませんか?
もしも諦めているのであればそれは他責マインドセットの虜になってます。

仕事を動かすのは「権限」ではなく「提案」です・

権限とは強い強制力を伴うので、話が早いように思えますが、組織の中で、動かす側と動かされる側というWin-Loseの構図を創ってしまうため、やがて動かされる側は指示待ち人間へと【退化】してしまいます。

しかし「提案」は、それが誰にとっても素晴らしいものであればWin-Winの構図を創ることができます。
さらに、権限を持った意思決定者を含む多くの人たちがあなたの「提案」に賛同を示せば、組織を大きく変えていくことも可能になるでしょう

あなたの提案で組織がわかる。

組織は組織がわかるんじゃない。
あなたが組織を変えていくんです。

5.可能性を求めよ

これは、日本の教育の敗北です。

物事には「正解がある」と、
あなたは思い込んでいませんか?

ビジネスでeスポーツチームを運営しようと考えているのであれば、答えを探すのは金輪際やめましょう。
ビジネスの現場において「正解」なんで存在しません。
なぜなら、ほとんどのビジネスは未来に向けてされる営みであり、未来のことなんて誰もわかりませんよね?

仕事で成長できないのは「仕事には正解があり、正解が分かればできる。」
というマインドセットに陥っていること。

そんなもん誰でもそうじゃい。

っていうことに気づいていないということ。

正解を知らないのは恥ずかしいことではありません。
むしろ、皆正解を知っていません。

自分の頭で考えて、可能性を求めるように一生懸命になりましょう。

え? 私?
勿論、正解なんてしりませんよ。

だからTwitterで「これって正しいと思いますか?」とか聞いてこないでね?
あなたが可能性を感じたらそれを信じなさい。

6.知識より思考

あなたは知識を重視しますか?
それとも思考を重視しますか?

知識は過去の先人たちが生み出した知恵であり、有益であることは間違いありません。
しかし、知識は過去の先人からの贈り物であり、それ以上のものではありません。

【型の奴隷になるな。型の創造主たれ】

という言葉あります。
単に知識を持っているだけでは誰かが創った型にハマっているだけ。
また、知識とは情報であり、情報には鮮度あります。
時代と共に古くなっていくものを持つのは欠点です。

一方、思考というのは未来に向けた知恵を生み出す。
あたなの思考を通して生み出された知恵はあなた自身のオリジナルであり、あなたの孫の世代までは使えるものになるでしょう。

世の中には、何をやらせても成果をあげる人が存在します。

そんな人たちが、例え専門外の仕事でも成果をあげられるのは、知識は少量でも高い思考能力を通して優れた知恵へ変換することができるからです。

知恵製造気になることが、成功の近道。

7.正しい問い方を身に着けよう

間違った問いには間違った仮説が生まれます。

仕事をする上で、問題解決能力はとても重視されますが、どんなに優れた問題解決策でも、問題設定が間違っていれば成果は得られません。

より実効性のある結論を導くためには、問題を「解く」前に「真の問題を見極める」思考が必要です。

正しい問題が分かれば、考えるべき問題と考えなくてもいい問題の切り分けが明確になります。
そうなると、仕事の生産性は飛躍的に高まるでしょう。

答えばかりを求めるような強引過ぎる男性は嫌われます。
もう少し慎重に、女性が本当に求めているものは何かを考え、正しい行動を取るとあなたと女性は結ばれます。

きっと、問題解決能力も同じことが言えるでしょう。

8.アウトプットを重視する

仕事をしていて「今これについて調べています。」という人がいます。

は?

仕事は「勉強の場」ではなく「成果をあげる場」です。
わからないことは仕事の前に情報を頭の中にいれておき、仕事をする時はアウトプットの時間につかうということ。

私が外資系IT企業でマーケティングをしていたときは仕事以外の時間がすべてインプットでした。
カフェに行ってメニュー表を目にしたときのデザインで、私に訴えかけてくるものは何かを分析し、同じ文字列をコーヒーを飲みながら読んでいたこともあります。
あまりにもメニュー表を読んでいるので店員さんに何度も声をかけられたこともありました笑

成長できない人は「まずは勉強」というマインドセットを持っているので、行動のすべてインプットに偏っている傾向にあります。
なので、仕事中でもインプットから始めます。

インプットには失敗がありません。
だから「やった気」になれるので、勉強熱心な人には心地よく感じることが多くあります。
しかし、インプットはそれだけではなにも生まれません。
なにも生まれないものお金なんて発生しません。

習うより慣れろとはよく言ったものです。

恐れずになんともアウトプットして、失敗を反省して改善すれば、実質アウトプットがインプットになってるんですね。

私もとりあえずやってみよう。
というマインドセットで臨んでいます。

9.生産性の王者になれ

完璧でなければならない。
それはとても素晴らしい考えだと思います。

しかし、激化する現代でそれは難しいのが現実です。
完璧に仕事をすると周囲から褒められるので、承認欲求を満たしやすい。
だから完璧に仕事をしなければならないというマインドセットに陥りやすいのが現状です。

一方で、必要最低限の努力で最大の成果を出す。
という生産性のマインドセットを持っている人は上手に自分の時間を確保することができます。

その空いた時間で自己成長につながることができるんですね。

10.先読みをする力

仕事ができない人は「自分のこと」しか考えません。

一方、仕事できるひとは、自分だけでなく周囲を見渡して、前もって起こしうる事態を予測する「先読み」をしています。
つまり、常日頃から未来に対して仮説を立てているということですね。

常に物事を先読みする「先読みマインドセット」を持っていれば、実際に何が起きても結果を検証することによって、さらなる先読みのちからを身に着けることができるようになり、チームの成果へリードすることができます。

一度視野を広げませんか?
あなたの知らない世界が広がってますよ。

11.工夫して生きる

「努力することは正義!」

正直こう言ってる人は「ク○喰らえ」って思っています。

勿論、努力は重要です。
しかし、無駄な努力は長続きしません。

努力しろ。
という人は、どういう努力の方法が最適なのかの道標を教えてあげよう。
ただ努力しろだけでは無責任ですよ。

さて、仕事の世界では「努力すること」よりも「努力しない工夫して」が重要です。

働き方改革が叫ばれている昨今では「頑張る」ことより「頑張らなくても済むように工夫する」が求められています。

努力しろ? それって精神論でしょ?

現実的に方法論をくださいよ。

え? 方法がわからない?
思考マインドセットを身に着けよ!
知恵より思考ですよ。

12.フローよりストックを重視しよう

フロー情報とストック情報というのがこの世にあります。

フロー情報とは流れ去る情報のことで、タイムラインのようなものです。

一方、ストック情報とは、あなたが思考を巡らすことでできる「あなたならではの知恵」に発展可能な情報を指します。

フロー情報の価値は「新しいこと」
ストック情報の価値は「変わらない本質・原理」が潜んでいること。

変わらない本質や原理はずっと変わらないので、自分の頭のなかに蓄積されていきます。
蓄積されていけば、いざというときに様々な要素をこの本質や原理に当てはめて質の高い答えを素早く導き出せるようになります。
これが思考能力の源であり、いわゆる「仮説力」のことを言います。

13.反対ぜず、磨き上げる

自分とは異なる意見に対してどのような態度を取りますか?

成長できない人はすぐさま反対意見を述べ、説得します。
これは対立構図を生みやすく、一度対立構図を産めば相手は「自分と意見が違う人」として構えて見てくるようになります。
結果、プライドもあって引くに引けない状況になり、強行突破するようになるでしょう。

特に、ロジカルシンキングを覚えたての自称論客がこれになりやすい。
論理を立てに切り捨てやすいので、主張する側は快感を得やすい。
が、時に鋭いナイフに似ていて相手の気持ちも切りつけてしまう。
その結果、無用な感情論を引き起こして組織が崩壊します。

もしも、そんな局面が多いのであれば、どんなに的はずれな意見だと感じても一度「なるほど。」と受け入れましょう。

その上で、反対するのではなくて良いアイデアとして磨き上げるのというのはいかがでしょうか?

14.後悔するな

後悔してなにが生まれると思いますか?

何も生まれません。

後悔ではなく、間違ったことをしたのであれば「反省」しましょう。
あなたを成長させる大きなマインドセットになります。

仕事が終わっても安心するのではなく、常に振り返って「もし、今の自分が作業中に戻る事ができたらどういう行動をしただろうか。」など考えるマインドセットを持ちましょう。

15.支援することを考える

急成長するチームの秘密知りたくないですか?

これを読んでいるあなたが管理する側であるなら、管理について知っておく必要があります。
極論、管理とは一定のルールを作って部下に従わせ、従っているかどうかをチェックすることです。
しかし、その根底には「部下を信頼できない」という考え方が存在します。

管理職の役割は「信頼して任せられる部下を育てる」ことにあります。
部下を信頼できないから管理が必要になるんです。

管理という考え方は、度が過ぎるとチームを腐らせます。

変化が激しい現在に必要なのは、部下の自発性を引き出し、情熱を掻き立て、新たなチャレンジを促す支援です。

「管理」から「支援」へマインドセットを変えることができれば、あなたのチームは「ルールに従うチーム」ではなく「変化を創るチーム」に成長していくことができるでしょう。

16.本質を見よう

「余命半年です。」

はい、あなたは医者に突然こう言われました、
どんな行動をしますか?

・報酬を上げるために必死に働く?
・大企業に転職する?
・好きなことを我武者羅にやる?

高い報酬を追いかける人生はお金に支配された人生で終わります。
ネームバリューを追いかける人生は他人の評価に支配されて終わります。
ただ考えずに本能のまま好きなことをすれば嗜好に支配されて終わります。

「他者」に支配された人生で「生まれてきてよかった。」と最期に言えるでしょうか?

こうして思考実験をしていると、自分にとって本当に大切なことはなにか?というのが少しずつ分かってきませんか?
もし、あなたが目先の欲に惑わされずに本当に大切なことはなにか考えることができれば、時間の使い方が変わります。

毎日、自問自答しましょう。

私は朝起きて通勤中やコーヒーを飲んでいる時は「私は今日なんのために起きたのか。」ということを考えるようにしています。

そして、今日の私の存在意義がない場合は存在意義を見つけ出します。

私が必要としているもの、私を必要としているものはなにかを考え、それのために私は動き出す。

その存在意義を達成した時、私は今日を充実させることができます。

まとめ

マインドセットを変えることは非常に難しいです。

なんせ、無意識ですからね。
マインドセット事態に気づいていないことが多いです。

一つヒントを言うのであれば、自分の日々の行動に素直でいましょう。
自分を愛し、自分を褒め、自分を信頼しましょう。

誤魔化していると見つけられません。

本当の自分と対峙し、現実を受け入れることが重要です。

そんなことできない?

それって、先入観じゃない?

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