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膵臓がんの早期発見につながる画期的な診断方法の治験開始

国立がん研究センターと神奈川県立がんセンターなどの研究チームは、通常のPET検査では画像化できない0.3~1cmの微小膵がんを明瞭に画像化できる新たなPET画像診断方法について、ヒトで安全性と推奨投与量を評価する医師主導治験(第Ⅰ相臨床試験)を開始したと発表しました。
この新技術は、従来の検査法では見つけにくかった0.3~1cmの微小な膵臓がんを発見することを目的としています。
膵臓がんは、初期段階ではほとんど自覚症状がなく、そのため発見が遅れることが多いとされています。また、膵臓がんと診断された時点で手術が可能なのは約20%に過ぎません。もし手術ができたとしても術後の5年生存率は20~40%と極めてきびしい状況にあります。
この新技術が実用化されれば、早期段階での膵臓がんの発見が可能になり、治療の成功率が大幅に向上することが期待されます。

治験が成功すれば、膵臓がんの早期発見と治療の新たな一歩となり、多くの患者にとって大きな希望となるでしょう。今後の研究成果と実用化に向けた進展が非常に注目されます。
今後も最新医療のプレスリリースに注目していきます。


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