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【読書記録】『これからの会社員の教科書』

著者はSNSでの総フォロワー数が40万人を超える。この本のお陰で沢山の若者がプロサラリーマンとなるべく処世術を学び、それが通用する沢山の企業で出世していくとなると、この先、昭和スタイルを受け継ぐ企業が減るスピードはより遅くなり、昭和スタイルでは仕事を続けていけない人達にとって厳しい時代の終焉も遠くなるということだろうか。

立ち回りの必要性については二十代の頃に知っておけばよかった。そういう意味で、仕事が出来れば評価されると信じていた若き日の自分に、本書を勧めたい。四十路を過ぎた今の私は、経験を通して存在を知った処世術や社内政治は横目に見ながら、出世と生産性と社会貢献と人情とを共存させる方法を模索している。

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