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本日の一曲 vol.337 フリートウッド・マック グリーン・マナリシ (Fleetwood Mac: The Green Manalishi (With the Two Prong Crown), 1970)

フリートウッド・マックは、デビューアルバムのリリースが1968年とキャリアの長いバンドです。

残念なことに、2022年11月30日、ボーカルのクリスティン・マクヴィー(Christine McVie)さんが亡くなり、再活動は難しい状態になっています。

フリートウッド・マックの楽曲については、以前一度ご紹介したことがありました。

フリートウッド・マックは、そのフロントマンにより、大体3つの時期に別れます。ファースト・アルバムリリースから1970年までがピーター・グリーン(Peter Green)さんの時代、次の1975年までがボブ・ウェルチ(Bob Welch)さんの時代、その次から現在までがスティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks)さんの時代で、それぞれ音楽の傾向が全くと言っていいほど違っています。

本日ご紹介したいのは、ピーター・グリーンさんの時代の楽曲です。「グリーン・マナリシ」という曲なんですが、この曲は、フリートウッド・マックの曲と言うよりは、ジューダス・プリースト(Judas Priest)がカバーして有名になったと言えるでしょう。

ちなみに「マナリシ(manalishi)」という単語は、ピーター・グリーンさんの造語であり、具体的な意味は不明です。単語自体からは、インドや東洋的な響きがするそうです。ピーターさん自身は、緑色の犬に追いかけられた悪夢に基づいていると話しているようです。

ジューダス・プリーストのカバーです。

「グリーン・マナリシ」は当初シングルとしてリリースされ、アルバムには収録されていなかったのですが、フリートウッド・マックのサード・アルバム「ゼン・プレイ・オン(Then Play On)」が2013年にリマスターされたときにボーナストラックとして収録されました。

この「ゼン・プレイ・オン」にボーナストラックとして収録された曲からもう1曲紹介したいと思います。「オー・ウェル(Oh Well)」のパート1とパート2です。

この曲については、セルフカバーというか、ボブ・ウェルチさんがフリートウッド・マックを脱退して、ソロ活動になった後にカバーしています。

(by R)

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