幼児から高齢者まで必要なスキル
昨日、7年ぶりに従兄弟に会いました。
従兄弟は、医療従事者として働く中の気付き。私は幼児教育者として働く中の気付き。
2時間話す中で、幼児から高齢者まで必要なことは、対話のスキルだという結論に至りました。
従兄弟は、昔から人当たりがよくユニークな人で、医療をする中でも、人と人の間に入り、クッション材のようになっているようです。
そんな従兄弟は、患者さんの言いたいことをきちんと聞いて、受け止め、その上で、どんな治療をするのかを相手が理解できるように伝えることの大切さを感じているそうです。
保育でも、子どもたちが、言葉で人に伝えられたらいいのに、と思うことがよくあります。言葉が足りなくて、問題解決せずにウヤムヤになっていることもあります。また、大人は指示や注意が多くなってしまい、対話になっていない状態もよく見かけます。
従兄弟と話す中で、医者と患者、教師と生徒、上司と部下など、立場が違っていても、お互いが思っていることを伝え合い、どうすることがベストなのか話し合える環境を作ることが必要。そのために、幼少期から対話のスキルを学ぶことが大切だという話になりました。
アクティブラーニングなどの土台に対話が必要だという従兄弟の意見に、幼児期に必要な教育の柱として、対話について研究し、どのように幼児期の対話力を付けていくか職員たちとも考えていきたいと思いました。
最近読んだ本の多くにも、人の意見を肯定し、様々な意見を出しやすくする環境づくりの大切さを感じていたので、発語を始める1歳から就学前までの対話研究と実践に取り組みたいと思います。
対話についてのオススメの書籍等をご存じの方がいらっしゃいましたら、是非コメントをよろしくお願いします。
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