つらつらcafe 第2回 聖堂にて
こんばんは。桜くまです。
今日は午前に歩きで行ける近くの内科クリニックへいつものお薬をいただきに行ってまいりました。
とても人気でいつも混み込みな清潔で小さい待合いがさらにすごい人数になっていて、話を聞くと、3回目の予防接種の予約希望の方々がかなり待たれているとのことで、診療自体はすぐ済んだものの、いつも穏やかでとても優しくしっかり診てくださるまるで本当のお兄さんのような先生が、検査結果をくださりながら、
「ごめんね、くまさん。
こんな感じで対応が目一杯で十分に診てあげられなくて。
がんばっているのはよくわかるから、この状況が穏やかになったら、一緒に頑張りましょう!」
それでも、先生は疲れをめいっぱい隠しながら、心臓に聴診器もあててくださり、その手で血圧も測ってくださった。
それだけで十分です。
言い出せなかったけれど、心の中で祈るように思いました。
診療所での診察に訪問から看取りまでされている先生は、本当に苦しいし、お疲れになっている中、症状がほぼ落ちついている私を診ながら、謝ってくださるなんて、もったいない、そして、温かいなあと思いました。
私が診察室からでると、後ろから、先生が診療ファイルを持ち、待合いにかけてきて、
「〇〇さーん、お待たせしました!」
と朗らかな声をあげて、軽く微笑んだとき、なにかここは聖堂ではないかと感じました。
明日もいい一日でありますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?