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つらつらcafe 始め

おはようございます。昨日からこちらへ入りました桜くまと申します。

主に、このつらつらcafeの日記やエッセイ、また並行して別のマガジンで、小説など創作作品をゆっくりゆっくり更新していきたいと思っています。

どうぞ仲良くしてくださると嬉しいです。宜しくお願いいたします。

cafeの名前の付くように、私はcafeが大好きです。

きっかけは幼い頃に祖父に連れていってもらった喫茶店。

たまの週末は、自宅から歩いて近いその古びた小さなおもちゃ箱みたいな家の扉を開くと、珈琲の深い香りがまずして、祖父はソファにゆったり座ると、それは嬉しそうにホットを頼んで新聞をめくり、その頃は当たり前だった煙草をもくもく楽しんでいました。

私は隣でかなり緊張しながら、マスターさんがにこにこと出してくれたオレンジジュース!(当時お店でオレンジジュースを飲むことは我が家では贅沢品でした)を思い切り吸って、ごほっごほっとむせては、お店のみんなに笑われていました。

その時に祖父が私に言った言葉を今も憶えています。

「くま、うちは決して裕福じゃないけれど、たまにはこうして、朝ごはんを喫茶店でとれるくらいには働いてお金を貯めなさい。
そして、たまにはゆっくりと心を休める自分だけの時間を持ちなさい。」

その時から喫茶店、cafeが私にとっては特別な贅沢な空間になりました。
楽しい場所というより、懐かしい場所といった感じです。

今ではコロナ禍もあり、おうちcafeが人気ですよね。
私もおうちcafeを毎日楽しんでいます。
午前のあわただしい家事を終えてから、大好きな珈琲豆を手で挽いて、フィルターにセットしてから、お湯を95度に設定して沸かして、少しだけかけて30秒蒸らして、くるくると回して淹れていくと懐かしいあの店の香りがふわふわ浮いてきて、それを纏った液体がしっかりたっぷりコーヒーサーバーにたまります。

甘いのが大好きで、マグカップ1杯にコーヒーフレッシュは3個入れますし、パルスイートもしっかり2杯。かなり甘いです。
でも幸福な時間です。
祖父の言うように、裕福ではないけれど、安い豆だけれど、おうちcafeができるこの日々が本当に大切です。

そしてつらつら文章を書いたり、本を読んだり、音楽や映像を観たり。
あ、図書館の本だけは汚してしまわないようにcafeでは読みません。

そんな中でこの文章も書いています。

皆様にとってなんかほっこりする場所になれると嬉しいなあとつらつらcafeと名付けました。

今日もいい一日になりますように。




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