見出し画像

【ちびまあ】こんぴらさん

江戸時代の庶民の夢は、お伊勢参りとこんぴらさんだったという

どうやら我が家はご先祖様の夢を叶えたということになる

このうち、こんぴらさんは、何度か参拝させていただいた

それぞれおもいでがある

とある方の受験祈願に御守を購入しにいったり

本堂までの石段は何故785なのか?

悩む(786)一歩手前という雑学を学ばせていただいたり

特に印象深いのは、家族で訪れた時の事

まだ小学校上がる前だっただろうか

軽快な調子で歩を進める俺、おばあ、おかあ

一方で「はぁはぁ..」遅れを取るおじい

その息づかいに引きずられそうになりながらも

無邪気が振り払う

まあ「おじいはよはよ!」

にっこりと微笑みながらもしんどそうなおじい

あの頃はまだわからなかったが

その当時からおじいの体調は深刻だった

それでも弱音だとか愚痴だとか吐いていた記憶が無い

気遣いの人だったのだろう、

その裏で、人知れず悩んでいたかもしれない

今度こんぴらに行く機会があれば、785段で願おう

「おじいがラクに過ごせていますように」



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?