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国際結婚までの道のり


アフリカ人夫との馴れ初め

彼と出会ったのは私が大学生の時でした。
連絡を取り出してすぐに会い、意気投合し、出会って一か月も経たない内に交際が始まりました。

交際期間は色んな所にデートをしたり、時には喧嘩をしたりと、少しずつ
2人の思い出を作っていました。

付き合い始めて数か月が経ったころ彼がいつもに増して真剣な様子で
ある問題について話し始めました。

彼が抱えていた問題

彼は私と付き合い始めた頃、既に日本に住み続けて5年ほどでした。
彼の持っていたビザの種類は特定活動ビザでした。
※特定活動ビザについてこちらをご覧ください。↓↓↓

彼は元々は難民認定申請をしていました。
しかし日本での難民認定率はたったの0.3%です。
その為彼は難民認定がおりるまでは特定活動ビザで日本に滞在していました。

特定活動ビザは半年ごとに更新します。
しかし彼から「ビザが更新できないかもしれない。そうなったら日本にはいれなくなる。」と伝えられました。

私は“大好きな彼と離れるのは絶対嫌だ。”
そんな一心で無知ながらに何か彼が日本にいれる方法はないかと探しました

特定活動ビザは更新できたのか

結局特定活動ビザ以外に彼が日本に残れる方法を見つけられず
ただただ更新できますようにと祈るのみでした。

結果、無事更新することができ彼と何の心配もなく過ごせる日々が続きました。1年記念日は神戸でオシャレなディナーをし、毎日幸せを感じていました。私達の会話には少しずつ先を見据えたものも出てきました。

そこで彼は私の家族に挨拶をしたいと言ってくれたのですが、、、

大きな壁

私の母は断固として彼と会うことを拒否!!
「話す理由も、会う理由もない。」と断られました。

この時はなかなか理解してくれない母と衝突していましたが、今考えれば
心配していたからなんだと分かります。

なんでも話せて親友のような祖母にも「別に彼といる必要はないんじゃないか。」と言われました。

外国人、文化の違い、言葉が通じない、、、
そんな変えられない事実より大きな壁は家族からの理解でした。

最も幸せな瞬間

家族からの理解が得られない中で、頑固な私は諦めるどころか彼と同棲を
開始しました。強行突破って感じでした(笑)
流石に母も私達が真剣であることを理解してくれ、少しずつ彼とも仲良く
なってくれました。

そんな中私の誕生日についに彼からプロポーズを受けました。
人生で最も幸せな瞬間でした。

しかし私達は国際結婚。早くもたくさんの試練が待っていました。


国際結婚をするには?

日本で国籍の違う私達が結婚をするには様々なものが必要でした。

まず彼の国の大使館に必要なものを確認、準備。

私たちの場合は

  1. 戸籍謄本

  2. 住民票

  3. 婚姻要件具備証明書

  4. 健康診断書

  5. 親の結婚同意書

  6. 独身証明書

  7. 出生証明書

これらを翻訳し、提出しました。

全ての書類に問題が無ければ、大使館と結婚の日取り決めをします

大使館での式

いよいよ式当日

私と彼、またそれぞれ一人ずつ合計二人の結婚立ち合い人と大使館へ。

必要書類に確認や結納金を渡し、いよいよ式が始まりました。

お互いに愛を誓いますかなど聞かれ、返事をした後、指輪交換、晴れて夫婦となりました。

これで彼の国籍では私たちは夫婦となりました。

同じように日本でも婚姻届を提出し、無事日本でも夫婦となりました♡

最後に

日本人同士の結婚とは違い、国際結婚にはかなり準備や時間が必要となる
場合が多いです。私自身も、仕事の合間に何度も大使館に問い合わせをしたり、平日の休みは区役所に使ったり、わからない書類を目に本当に疲れました💦この準備期間も一つの試練だと思ってパートナーと協力しながら頑張ってください😊少しでも国際結婚予定の方のヘルプになればと思います🌈




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