【マインド】時には頑張らなくてもいい
「頑張ってごらん」と母は言った。
私の試験の前、宿題が終わらない時、そして父がお酒を止められない時の口癖。もう聞き飽きた、頑張れるのならとっくに頑張っているのだ。
母は何事も一生懸命にやる、時に歯を食いしばり頑張り続ける。
私を育ててくれた時も、父のお酒が酷くなった時も一人で乗り越えてきた。
いつも完璧を求め続けて。体中に緊張が走り、顔の表情がますます硬くなる。
私はそんな母の頑張っている姿を見て育ち、頑張れない自分が嫌いだった。
どう頑張ればよいのだろう、その結果、何が生まれるのか。
昨年、私は文章のスペシャリストに弟子入りをした。
テンプレートを使わずに自分の心を書きたくて出会った先生だった。
文字を書くことにためらいを感じていた。頑張って完璧な文章を作りたかった私に先生は言う。
「完璧に書けなくていいんです。まずは自分が書きたいことを書きたいように書いてみてください。」と毎回のクラスで言われた。
「今まで私は頑張って完璧を目指そうとしていました」という私。
「いや完璧なんて求めなくていい、できることしかできないんですから」と先生は言葉を続ける。
優しい先生のクラスでは回数を重ねるごとに氷が少しずつ解けるように私の中で何かが変わり始めた。
一年間、先生のところで学び続けそして今の私がいる。。
頑張ってブログを続けようとも思わず、ただ楽しくて文字を打っている私がいる。
文章書きから書き方以上に学んだのは、頑張ると言い続ける自分からの解放だった。
自分を受容できるようになったマインドフルネススキルを皆さんにシェアして社会に貢献していきたいです。これから色々なことを発信していこうと思います。サポートは、これらの発信活動と学びに使わせていただきます。