食べ方

工夫1、食事は、よく噛んで食べる。

食べ物を咀嚼すると口内の刺激が脳に伝わり、「神経ヒスタミン」という物質が分泌されます。

この神経ヒスタミンが満腹中枢を興奮させ「もうおなかがいっぱいだ」と感じさせてくれるため、よく噛むことで食べ過ぎを防ぐことができるのです。
よく噛むと、食後の代謝が良くなる。

工夫2 食事に野菜を増やし、最初に野菜を食べる。

野菜に含まれている食物繊維は、食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれるはたらきがあります。

血糖値が急激に上がりインスリンが大量に分泌されると脂肪が増えやすくなってしまう可能性があるのです。
おなかが空いているときにご飯やパン、お菓子など糖質が主体のものをいきなり食べ始めてしまうと、血糖値が突然上がり、インスリンも過剰分泌されてしまいます。

食事に野菜を取り入れ、まずは野菜から食べるように心掛けましょう。

工夫3 夜21時以降はできるだけ何も食べない。
食事の時間が遅くなればなるほど、食べたものが脂肪として蓄積されやすくなってしまう。
夜間になると人の体内に「BMAL1(ビーマルワン)」という物質が増加しやすくなります。
BMAL1には脂肪の分解を抑え体に蓄えようとするはたらきがあるため、夜間に食事をとると太りやすくなってしまう可能性があるのです。
BMAL1の分泌量は太陽が出ている時間と関係しており、日中の分泌量は少ないのに対して、夜間になると分泌量が増えてきます。

特に夜22時~2時の間は多くのBMAL1が分泌されます。
夕食はなるべく早く済ませ、余裕をもって夜21時以降は何も食べないようにしましょう。
「でも、仕事の都合で夕食がどうしても遅い時間になっちゃうんだけど……」
という方は、少量の間食を摂り、夕食の量をなるべく減らすのがおすすめです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?